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ご神体と「穢れ」2007年07月06日 18時59分50秒

ネパールの「生き神」少女、許可なく訪米でクビに
7月6日11時44分配信 ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070706-00000610-reu-int

詳しいことは知らないけれど、ネパールの信仰として生き神様「クマリ」という概念があるらしい。

で、今回は、その「クマリ」様が、勝手にアメリカに行ってしまったために、神としての地位や権利を失った。ということ。

私としては、ある意味当然かと思います。
「ご神体」は、神性さを維持し、穢れが発生しないように保つ必要があります。
例えば、日本でも、伊勢神宮のご神体なども、決して人の目に触れることが無いようにして、穢れが発生しないようにしています。

今回の場合も、批判する向きも多少ありますが、私からすれば「渡米した」という行為で何らかの「穢れ」が発生した。だから「神性」を失った。と考えれば、クマリを辞めさせられる(というよりもクマリとしての資格を失った)というのは、当然だと思います。

まあ、クマリ返還後の「クマリ年金」は支給されるようなので、ある種、満期を経ずに退任扱いというところでしょうか。

でも、この手の話で、他人の宗教を批判する人が結構いますが、批判できるほど「自分の信仰・信念」を確立しているのでしょうかね?
確立もしていないで、その場その場の感性だけで話をするのでは何ら意味がないのですが。

ちなみに、アメリカに行ったことで「穢れた」と判断しているのならば、ネパールにとってアメリカは「穢れた地」ということらしい。

…確かに、正解かもね、今のアメリカなら。

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