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花ゲリラ2100年01月01日 00時00分00秒

行政書士 鈴木 崇が気の向くままに書いています

TB・引用、ご自由にどうぞ!!

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精神的に煮詰まってました2015年08月05日 01時23分14秒

さて、以下のことを読んで、共感を覚えた方。
当事務所(自分)も同じですので、きっとあなたに対応できます。

自分は突き抜けつつあります。
だから大丈夫。あなたも越えられます。
越えるサポートをします。


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じりじりと少しずつずれていく自分の調子。

今回、そこまで行かない段階で気が付いたが「完全にずれている」状態になりかかっていた。

前に崩壊した時の二の舞いになるところだった。危ない。
……まあ、原因は親の介護なんだけどね。
後、この暑さでさらにガリガリと精神面が削られていったみたい。他にもいくつか問題はあるけど。

リラックスしつつ対応できるようにいつもどこかでアンテナを張っている状態というのは大変よろしくなかったようだ。

よくある介護話で「なぜそんな状況に」と疑問に思うような行動を取る話があるが、今回、自分なりに理解できた気がする。
日常が「少しずつずれていく」から、自分では変化に気付かない。気がついた時には手遅れというか気付くことなく限界を超えている。いわゆる「茹で蛙」

「まだ大丈夫、まだ大丈夫」と思っているうちに限界を超える。
実際、「まだ大丈夫」なので、自然と自分の中の限界点を少しずつ先延ばしにしてしまう。
で、越えてしまった時には、もう取り返しが付かない。

まあ、実際、前の時にこれをやらかしてしまって、周辺各位には迷惑かけまくったんだけどね。

周囲には「自分の我侭」という風に思われているみたいだが、他人には理解できないシロモノだからしょうがない。

完全に「限界を越えた」状況だった。
実際、集中力を失って、ここ数日まったくモノが考えられなかった。本は読めない。文書も書けない。集中力が五分と続かない。
テレビや映画を見てリラックスする気にすらなりゃしない。
酒を飲んでも楽しくないし(楽しいフリをしていただけ)

今、一眠りして少しスッキリした後、ふと「あれ?何で自分こんなに物が考えられなくなっているんだろう?」と思ったら、ストンと何か落ちた気がする。

まあ、前にやらかした時の経験がモノを言っているからかもしれないが。

とはいえ、明日(というか今日)の会議、何、話すか決めてない。全然、思いつかなかった。いっそのこと辞めたいとすら思ってた。やばかったなあ。

まあ、自分の状況が(多分)つかめた以上、対策も何とかなるだろう。今週末凌げば再来週まで大きな事はないから、ゆっくり休めるし。

駄目なら駄目で、また潰れればいいだけだしね(ひでぇ)

死ななきゃ何度でもやり直せるしね。

「市長として」の過ち 大阪都構想問題2015年05月19日 01時33分04秒

 さて、大阪都構想が僅差で否決されたわけだが、一日経ったので私見を書こうと思う。

 今回の「都構想」、大雑把にみて政策内容自体にも問題があったと個人的に思うのだが、何より政策以前の問題で、橋下市長が「市長」として間違っていたと思う。

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 そもそも、知事・市長の両方の経験があるにも関わらず、橋下市長は広域自治体と基礎自治体の考え方の違い、対立構造を十分に理解していなかったのではないだろうか。
 
 元々、両者には、都道府県が広域を担い市町村はそれ以外の身近なことしか扱えないという関係がある。
 そのため「広域行政」において「地元の細かい意見が十分に反映されない」という欠点がある。
 そこで、基礎自治体は、広域自治体から地元での政策決定権を奪取し、同時に政策実行力をかなえられる体力(財源)を欲しがった。

 これが、政令指定都市・中核都市の「一部権限委譲」であり、平成の大合併による「町村の市への格上げ」だ。
 すべて「地元の意見をより細かく対応できるように」考えた行動にほかならない。
(一部の変な合併景気を考えた基礎自治体は別として)

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 さて、広域と基礎についてだが、どちらも「住民のために」という目的は同じだ。
 だが、優先される「住民」の範囲(「小さな地域」のみか「全体」か)が異なるため、視点・方針はまったく異なってくる。
 どれだけ密接な協力関係にあろうと「視点が異なる」ため、完全に一致する政策はなく、部分において対立が生まれてくる。

 そのため、互いに「決定権をより多く確保し財源も大きく確保したい」と主導権争いが発生し対立構造に陥るのが、広域・基礎自治体の関係だ。
 
 これは、広域自治体と国との関係でも同じことで。「一地域の幸福」と「より多くの地域(それ以外の地域)」の幸福どちらを優先するかは「それぞれの立ち位置によって異なる」という性質のものだ。
 さらに、同じ国民であっても「従事する産業の違い」「男女間の立場の違い」など立場が違う以上「幸福を目指す」といっても細かい部分で相違が生じ調整が必要となるものだ。

 これらは、どちらが正しくてどちらが間違っているというわけではなく、根本的に「視点が違うから」発生するものでしかない。

 この問題は、時間がかかっても互いに協議しまとめる必要がある話で、効率化のために片方の権限を無くしていいと軽々しくいっていいものじゃない。

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 そして橋下市長だが、彼は「大阪市」の市長だ。
 
 彼の本来の役目は、広域自治体の『全体のため』姿勢から「基礎自治体住民を守る」ことだった。
 
 ところが、彼が打ち出した「都構想」は「広域全体のため」に「基礎自治体を縮小する」もので、「府のため」に「市の権利と財源を移譲」し「小さな自治権」のみ確保しようとする考え方だった。
 確かに福祉関係など「広域以外の身近なこと」の範囲を拡大し、権限を維持しようと考えていたようだが、そもそもの「自身の権限・体力(財源)を返上しよう」という考え方自体が「基礎自治体の考え方」としては完全に間違っていた。

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 そもそも『市のまま発展するには(二重行政等で)自分では力不足です。だから市を縮小して府に財源・権限を渡しましょう』

 冷静に考えると、この発言は明らかにおかしい。
 これは「市長」自ら言っていい内容ではない。
 
『自分が市長として力不足だから、府にまとめて効率良くできるようにしましょう』
要は「自分の能力不足」を理由に「府に明け渡そう」と言っている。
 これは「市長として」は間違っている。
 
 本来なら、市長を辞めて他の人に市長をやってもらってから、その上で「誰がやってもだめだから返上しよう」と外から言うべきだったろう。
 
 橋下市長は「自分が市長である」ということと「市長とは何のためにあるのか」を理解していなかったのではないだろうか。
 
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 もしかしたら、橋下市長が、前回、市長選に立っていなければ、誰か別の人が市長として大阪市政が上手く回らなかったのなら「今回の都構想」をより多くの住民が納得して賛同していたかもしれない。
 

『都構想のために「市を解体する」目的で市長になった』
それが橋下市長の一番の失敗だったのではないだろうか。
 

『社会のために会社を潰す。そのために社長になりました』
 そんな「社長」の活動を積極的に賛同して従う社員など、世の中にそう多くはいないだろう。

無意識の差別2014年12月31日 11時41分12秒

http://grapee.jp/10541
『「伯父」と「叔父」使い分けできてる?「親族の呼び方一覧」がわかりやすい』

元は、「大辞林のサイトにて紹介されていた親族の一覧表」とのことだが、この手の家計図モノには、実は伝統に基づく「無意識の差別」が隠されているので、あまり好きになれない。

よく見るとこの家計図、娘や姉、伯母等の「女性側の子供」は記されていない。
些細なことだが、なぜ「男性側だけ書いて女性側が書かれていない」のだろうか。

それは、女性方が嫁いだら「家系から外れる」という考え方、「嫁に行ったら親子じゃない」という考え方が無意識のうちに根付いているからだ。

私は、この伝統的な考え方を好きになれない。

またもしかしたら、私のこの意見については「男性側だけ繋いで書いておけば女性側は省略しても理解・類推できる、だから深い意味は無い。うがった見方だ」という人もいるかもしれない。

だが、よく考えて欲しい。
片側だけ書いて残りを省略するのであれば、女性側を書いて男性側を省略してもよいはずだ。しかし、この手の図で「女性側を記載。男性側を省略」というのは、まず見かけない。

それが「男性中心」意識が無意識において根付いている証拠だ。
「男性側だけ書いて女性側を省略」することを『当たり前』のように考えるのも、また無意識のうちに差別が根付いている証拠だ。


仕事柄、私達は『相続関係図』をよく書く。
相続関係図は男女区別無く「親子関係の繋がり」で書くから、家計図に似ていても「親子関係」で繋がった「男女平等」な図ができあがる。

そのため、この手の家計図の隠された男性中心主義が余計に気になるところだ。

研修の感想 ミスマッチって痛いなぁ2014年12月01日 19時00分09秒

 久しぶりに研修に出た。

 今回は、千葉県いのちの電話の方を招いて「傾聴」についての研修。
 業務としての関連性は非常に高いのでためになるはずだった。

 が、今日の研修の感想としては『ミスマッチ』の一言につきるだろう。

 元々、行政書士の「仕事の手順」は「相手の話を聞き、相手の望みを理解し、問題点を整理し、解決する(解決策を提示する)」となっている。
そのため、『聞く』という作業については、我流であってもそれなりのやり方が身についていて、正統派の傾聴とまではいかなくても、真似事レベルまでは十分に行ってきているのが普通だ。

  この状況で傾聴について学ぶとすれば、いまさら「傾聴とは何か」から始める必要なく「正統派の方法」や「我流で陥りやすい問題点」が中心で十分だろう。

 ところが、今回の研修は「傾聴とは何か」「相手の話を聞くとはどういう事か」を知らない相手を対象としたレベルの研修だった。

 受講者側としては、元々「聞くこと」を前提として仕事をしている以上、講師の話す内容も「何をいまさら」感のある話が多かったし、ワークショップにおいて「聞かない場合」をロールプレイしても戸惑うばかりだった。
 また、講師の側も「想定していたレベル」で教えることがあるのか、微妙に混乱していたように見えた。

 本来、今回の研修内容は、これから行政書士を開業する「相談者の話を聞く」という事はどういう行為なのかを知らない、ほとんど意識できていない人向けの内容だったと思う。
 会で言えば、新人研修・開業研修で必要な知識レベルだろう。
 現に開業して『聞く』作業を実践している会員レベルの研修ではない。

 この『ミスマッチ』の原因は、おそらく研修センター側が、いのちの電話と意思疎通をしっかり取らなかったからだと思う。
 「行政書士がどういう手順でどのような仕事をしているのか」「どのような研修内容を必要としているのか」ということを理解できるように説明していなかったかのではないだろうか。また、相手が理解したかどうか確認しなかったのではないだろうか。
 「行政書士」だとは話したのかもしれないが「どういう手順で」仕事をしているのか、いのちの電話と類似点はどこにあるのか、という事まで相手と話していなかったのではないだろうか。
 実際、講師の方も「行政書士がどういう仕事をしているのか知らない」というようなことを途中でもらしていた。

 今回、傾聴という行為を学ぶこと、また、いのちの電話との接点を会が持つことは、非常にプラスだったが、根本的なミスマッチによる混乱が発生したのは非常にもったいなかったと思う。

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千葉県いのちの電話
https://www.chiba-inochi.jp/ (ネット相談)

043-227-3900 (電話)

24時間受付中

何でもいいから苦しかったら電話すればいいと思います。
「とりあえず話す」だけでも楽になれるかもしれないし。
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