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後退していく創作活動2007年10月02日 01時01分07秒

ニコニコ動画が監視強化など権利侵害動画へのさらなる取り組みを開始
10月1日14時43分配信 RBB TODAY
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071001-00000006-rbb-sci

無許諾「着うた」の入手は違法 文化庁が著作権法改正へ
9月26日23時0分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070926-00000941-san-soci

「YouTubeの違法コンテンツも見るだけで違法」は誤解だが……
9月27日9時12分配信 ITmediaニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000011-zdn_n-sci

著作権保護期間の延長問題、隣接権や制限規定への意見が挙がる~文化審
9月28日14時35分配信 Impress Watch
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070928-00000008-imp-sci


著作権は、著作人格権と著作財産権というように2つの性質を持ちます。
そして今、著作「財産権」ばかりに注目が集まっています。

しかし「経済面の保護」のみの話が進み、著作行為とは何か?人はなぜ著作するのか?という点を抜きにした結果、新たなクリエイターが育たなくなりつつあるように思います。


本来、創造行為というのは、最後は「オリジナル」となりますが、初期においては「模倣」が主になります。何度も先人の模倣を行い、その中から「よりよい表現」を生み出すようになり、最後に「自分だけの表現」にたどり着きます。

最初から「すべて自分の表現」ができる人はいません。
それができるのは、すべてに超越した「天才」だけでしょう。

また「表現がよいかどうか?」ということは、見る側がどのように受け止めるか?ということに他なりません。
これは、自分だけで判断できるのではなく「見る人」がいて初めて成り立つ事です。
したがって「模倣を発表する場」がなければ、いくら作品を作っても意味がありません。


結局、そうなれば「クリエイター」が育つことはなくなります。


ところが、「創造者」でない人たちにはそれが解らないようです。

たしかに「盗用」は論外でしょう。
模倣でもないただのコピー、そこには「新たな創造性」というものはありません。だから、そのような「コピー」を排除することは当然だと思います。

が「模倣」や「改変」を排除することには疑問です。
また「模倣」や「改変」には「創造したい」という欲求が含まれます。
そして「公表する」ことは「表現したい」という事を満たすためにあります。

これら二つは「創造者」にとって絶対に欠く事ができないものです。


実は今、これら2つの欲求を満たすもの「二次著作物」に制限がかかりつつあります。

もし「二次創作物」について、厳しく「作る段階」から許可を求めたり「公開すること」にいちいち許可を求めなければならないようになれば、アマチュアの段階の人はその時点で「作ること」と「発表すること」をためらうようになるでしょう。

そうなれば、結局「創作能力」を高める機会を失うことになり、そして後に続く「創作者」がどんどん減っていくことんになります。


本来、日本という国は、資源はありません。あるのは「人」としての資源、創造力や改変力です。

「今の利益」を守るために、これら「未来の利益」が育ちづらい世界にする。
これでは、もう日本の「人材」は育たなくなるでしょう。


だから著作権について、特に二次著作物のありかたについて、このまま一律的に制限を掛けていくようになれば、もう日本は終わっていくことでしょう。

資源の無い日本において、今、世界で認められているモノは何なのか?
それを見据えた上で、著作権のあり方について考えてみてもらいたいものです。


…ちなみに、私も昔から「二次著作物」を作って発表し続けているので、いつ捕まるか実は不安がいっぱいです。
ただ、捕まるまでは作り続けるでしょう。

そして捕まったら、その時点で「この国」にもう希望は持たなくなるでしょう。

あまり考えたくない未来ですけど、ね。

暴走を始める民主党2007年10月04日 23時52分43秒

参院で代表質問 民主、対決姿勢を強調
2007年10月04日13時45分
http://www.asahi.com/politics/update/1004/TKY200710040181.html

首相問責決議案提出も 輿石議員会長が代表質問
2007年10月4日 12時21分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007100401000248.html


バカか?民主党は!!

久しぶりに、フォント指定で声を荒げてしまいました。

ですが、本当に馬鹿ですか?民主党は。

第1党になって、思い上がっているとは思いましたが、ここまではなはだしいとは思いませんでした。

自分たちと違う意見になったり、自分たちの意見を採用しなかった。だから「問責決議」

どこの独裁政権ですか?

異なる政党であれば、異なる意見になるのは当たり前。
そして、政権として力を有している方が有利になるのは当たり前。

だから、参院よりも衆院が有利になるのは当たり前。
民主党が固持したい憲法だって、そのように規定している。

その当たり前の中で、自分と異なる意見を弾圧しようとする。

民主党は、いつから民主主義を捨てたのですか?

もう駄目、さすがに今回の事は愛想がつきました。

これを見て「民主党が正しい」という人もいると思いますが、そのような人々には、よく考えていただきたいものです。

「自分と異なる意見、自分と異なる政策を取る者は、その責任を追及し弾圧する。」
こう公言する政党が、政権をとった先、その政党と異なるような意見を自由に言うことができる社会が保てるのかということを。

私は無理だと思います。

うそだぁぁぁ!!2007年10月05日 23時37分33秒

求刑の8倍罰金判決、東京都知事選出馬男に鹿児島地裁
10月5日(金)11時53分更新 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071005-00000203-yom-soci

裁判官が何を考えて、ちょっと正気を疑う判決を出したかは別にどうでもいいのですが。


この記事を調べていて驚いたことが一つ。

この人、俺より年下だったのかぁぁぁぁ!!

さすがにショック。

この人が老成しているのか、自分がガキすぎるのか。
(たぶん両方)

この人の年齢については、自分の立ち位置を非常に感じさせる一件でした。
…そろそろ自分も、年齢に併せた分相応な活動に切り替えた方がいいのかなぁ。

ちなみに、この外山恒一、東京都知事選であまりにも強烈な政見放送をした人といえば、分かる人もいると思う。

…私としては、あの放送、それなりに同意できる内容があったことは否定しません。

外山恒一公式サイト
http://www.warewaredan.com/

努力の足りない農家2007年10月17日 01時06分14秒

今日、2つのテレビを見ました(片方は今見ている最中ですが)

テレビ東京「ガイアの夜明け」とNHKスペシャル「ライスショック」


「米が売れませんでいたといわれても農家には解らない。
農業協同組合は何をやっているのか?」

新潟のある農家の言葉ですが、とても印象的です。
価格の引き下げに反対する言葉なのですが、この言葉がとても「おかしい」と感じるのは私だけでしょうか?

自分の商品に今、どれくらいの市場があるのか、自分の製品を利用する人・企業はどれくらいあるのか。
どんな町工場であっても、その調査研究はおこたらないはずです。

どんなに売れている製品であっても「次のブーム」を考え新たな取引先や市場を考える。これは当たり前のことです。

なのに「米が売れないと言われたって、私たちには解らない」と言ってのける農家。
そして、それを当たり前のように指示する人々。

なんで、メーカー(生産者)の癖に「自分の消費市場」を把握していないんですか?
それが「営業・経営努力」なのですか?

生き残る農家と死んでいく農家の差がここに如実にでている気がします。

そんな農家だけではないという人もいると思います。

私もそう思います。
実際、ガイアの夜明けでは石垣島の農家が「次に時代を捉える農作物」として海外のニガウリ(カックロール)を研究していました。「とても小さな農家」(失礼)なのにです。そして、この農家は新しい食材を探している中国料理店「南国酒家」とマッチングしたようでした。

このように小さな農家であっても「研究と努力」を怠らなければ道が開けます。
ですが、米作農家はどうでしょう?
「海外の農業に負ける」と言っていますが、負けて当たり前なのではないでしょうか?

他国は「今よりもよい製品」「今よりも発展するために」努力を続けています。
その一方で、日本では未だに同じ製品を「同じように生産している」だけ。

潰れて当然だと思うのは私だけですか?

「お金が足りない」とか色々理由を付けていますが、根底は「現状維持の努力はするが、発展するための努力はしない」農家の思考そのものが問題だと感じます。

※実際、高級米でも「安い米と同じ」ように水を使って炊く。という事しか調理法を考えていないならば、「そこそこの味でいい」と考える人からすれば、高級米を使う理由はありません。
「高級米ならでは」の新しい調理法など、もっと「利用方法」を考えるべきではないでしょうか?

民主党の「農家保護」という甘やかし政策が人気を得ていますが、甘やかし続けた結果「(発展する)努力をしない」農家が増えた現実。打たれ弱い農家ばかりが増えた現実。

これをどうやって解決するつもりでしょうか。
「打たれ弱いのだから金銭で保護しなければならない」ということでよいのでしょうか。

打たれ弱い農家を「強くする努力」。このぎりぎりな状況だからこそ一番必要なことだと思います。今ならまだ間に合うのですから。


※ちょっと意見としてみてみると面白いブログもありました。
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/4757928.html

相棒2007年10月24日 22時12分06秒

シーズン6始まる。
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/

しかし、いつもながら面白い。
しかも考えさせる内容も含み重い。

今回はすごかったですねぇ。

「背負う重み」この一言に尽きるでしょう。

実際、ネットでの話になりますが、ネットでは仮想氏名が使えるために安易に背負わない人が多いように感じます。
また、ドラマでも出たように「報道」や、その「報道」を見て騒いでいる「大衆」も。

「力ない一般人だから」という言葉で逃げて、いざとなれば「そんな風になると思わなかった」と逃避する。

厳しい言い方ですが、このように「自分の行為の重さ」が最近軽んじられているように思います。偽装問題や朝青龍・その他色々。

何かをする・何かを語る時に、その「重み」を考えない人が多いのではないでしょうか。

「重くても言う(やる)」人もいるでしょう。
「言いたい」「やりたい」と言う人もいるでしょう。
ならば、いざという時に「大衆」や「一般人」という言葉で逃げないでいただきたいと思います。

何でこんな事を書いているかと言えば、自分の仕事が「重さ」を背負う仕事だからということもあるのですが、このブログを書く前に書いた「コメント」の方の意識も引きずっているからです。

ネットでは、色々、文句を言う人がいてもいいと思います。
「HN」に隠れたり、ネット空間でしか使えないメールアドレスを書いた程度で、「背負った」気になっている人達には、一応相手をしていますが「背負う覚悟」も持たない人間」を相手にすることが、だんだん馬鹿らしくなってきます。

(とはいえ、ネットで書くということは、より多くの人「覚悟を持った人」にも届く可能性がありますから、これからも書き続けていきますが)

実際、見れば解りますが、事務所窓口と会員番号までオープンにしてますから、少なくとも「現実」の私に対しても攻撃を加えようと思えば加えることができます。
当然、反撃はしますが、「いつでも攻撃を加えられる可能性はある」そのリスクは最初から背負っています。


「覚悟があれば」なんでもしていい。とはいいませんが、少なくとも「覚悟もない」人間には、責任ある行動などできないと思います。

今後、裁判員制度も導入されますが、目の前の資料だけで「自分が人を裁く」
その重みを背負い続ける覚悟はありますか?

「間違いのない裁判」などないのですから。
「たとえ99の事件を正しく裁けたとしても、次の100件目が正しいという保証はない」
その重さを背負うのが裁判員制度なのですから。

…今までのように、検察や裁判官を責めていれば済む。そんな時代は終わるのでしょう。

(ちなみに、前夜、「12人の怒れる男」も久々に見ました。
 もう、10回以上も見ているので、ソラでシーンが思い出せるのですが、
 あれも「背負う」という重みを知った上で、事実をみつめようとするヘンリ-・フォンダ。
 日本の裁判員制度でも、いてくれるのでしょうか…。

 ……いてほしいなぁ。
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