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父よ、あなたは卑怯者だ!!2010年03月09日 23時21分14秒

鳩山総理は、父親にこのように言葉を叩きつけるのだろうか。

<日米密約>暴かれた国のうそ 歴代外相、弁明に終始
3月9日21時50分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100309-00000141-mai-soci

いわゆる、核密約問題。
 まあ「公然の秘密」というか、最初から「密約が無かった」と本当に信じている人は、ただの馬鹿なのでどうでもいいが、問題はマスコミや民主党側の論調。
 
>岡田克也外相は会見し「(自民党政権が)事実でないことを述べてきたのは非常に残念」と述べた。「密約はない」と言ってきた歴代外相らは、報告書をどう受け止めたのか。

 ということだが、この場合、まず最初に鳩山総理が国民に謝罪しなければならないだろう。
 なぜなら、昭和 51年12月24日より約1年間、鳩山総理の父親鳩山威一郎氏自身が外務大臣として活動していたのだから。
 当然、彼も渦中の人として密約に関与していた事は間違いない。
 鳩山威一郎氏「のみ」を飛ばして密約を申し送るようなことなど、常識的にありえない。
 それとも、まさか、このように主張する気なのだろうか?

 記者連中も、鳩山総理自身に「父親の関与についてどう思うか」とはっきり聞いてみるべきだろう。

 総理は、『自分自身の父親が率先して国民を欺いていたこと』をどのように説明するのだろうか、非常に興味があるところだ。母親はお金をくれる人だから良い人、父親は国民を欺いた人だから悪い人。というように区別でもするのだろうか。

 また、鳩山威一郎元外務大臣だけの話ではない。仮に総理および外務大臣しか知らない事項だったとしても、当然、歴代総理の細川護煕氏、羽田孜氏、村山富一氏らも、この密約に関してはそれぞれの在任当時この密約事項に関与していたことは明らかだろう。
 ならば、彼らが当時黙認し、さらに今まで黙っていた行為について、今の政府は非難しないのだろうか。
 特に社民党の福島みずほ党首は、初代党首でもある村山富一元総理の元、旧社会党当時に行なっていたこの欺瞞行為を自ら正して説明すべきだろう。
(「村山総理だけが関与して、旧社会党(社民党)は関与していなかった」などという理屈は成り立つわけがない。
ならば、自民党だけでなく「知っていた」社民党自身もまた秘匿していた事になる。「自分達も」口をつぐんでいたのに、今回の事を「他人の悪事」のように主張するのは、いかがなものだろうか。)


 岡田外相を含め、この核密約において、自民批判・時の政府批判を安易に行なっているが、この事は「自分達の関係者」も閣僚経験者であるという事を、どうも忘れているとしか思えない。

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 また『外務大臣・時の政府として』この行動には問題があるとも思う。

 今回の行動、この密約・隠蔽行為を明らかにすることで、国家として外交上、内政上どのような利益が日本にはあるのだろうか。
 少なくとも、単に「暴いたからいい」というだけの話ではなく、政府・大臣である以上、この公開によってどのような今後の国家戦略を考えているのか、説明する責任がある。

 もし、その説明がなされなければ、はっきりいって国家としての利益を守る(国民の権利を守る)という観点が無い単なるパフォーマンスでしかないのではないだろうかと勘ぐられても仕方が無いだろう。

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 歴代最低の無能政府だとは思うが、少なくとも「政府として」国家戦略上考えるところがあって、行なったと思いたいが、どうなることか、この後の政府説明を期待したいところだ。

(……本心では、まず不可能だと思っていても)

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