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利用者の事より企業優先2012年09月27日 17時35分22秒

LEDの国内規格統一、電機団体がJIS申請へ

読売新聞 9月27日(木)8時3分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120927-00000234-yom-bus_all

 東芝や三菱電機など大手電機メーカーでつくる業界団体「日本電球工業会」が、国内で主に2種類に分かれているLED(発光ダイオード)照明の規格を統一するため、27日に日本工業規格(JIS)の取得を申請することが分かった。

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 これでLEDの普及はさらに遅れることになるだろう。
 なぜなら、新方式では既存の口金を交換する以外にLEDにする方法が無い上に、一旦、LEDにしたら今度は通常の蛍光灯には戻せなくなるからだ。
 設備を「LEDに『しか』変更できない」のと「LEDに『も』変更できる」状況、 多様性を考えれば、企業も消費者も後者を選択するのが自然な流れだろう。

 にも関わらず「LED以外に認めない」口金方式で規格統一をしようとする。
 これは一体どういうつもりなのだろうか。
 
 今回の規格統一、消費者側の事を考えての行動ならまだしも、結局、企業側が「既存口金でのリスクを負いたくない」「既存口金での安全コストを軽減したい」という理由での導入が目的となっている。
 言い換えると、自分たちがコスト・リスク負担をするのが嫌だからJIS規格にして、消費者に負担させたい、ということだ。

 このような企業の姿勢・業界の姿勢で、消費者が「仕方が無い」と蛍光灯からLEDへ当然のようにシフトすると思っているのだろうか?
 消費者がシフトするのが当然だと思っているのだろうか?

 根本的に考え方が間違っているとしか思えない。

 このような姿勢で製造業が進んでいく限り、LEDの推進など夢のまた夢だろう。

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