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(風営)法に触れるような行為はしていません。 ― 店側2014年04月17日 17時24分08秒

 だから「(労基)法違反」で無理やり引っ張るんだよ - 警察

個室でプロレス技かけるJKリフレ 労基法違反容疑
2014年4月17日12時03分
http://www.asahi.com/articles/ASG4K3GY2G4KULOB006.html
朝日新聞


 例え『「女性が男性に接触する」事により、男性が興奮する』システムであったとしても、「風営上の行為」でなく「スポーツとしてのプロレス」と言い張る以上、「風営法違反」では取り締まれない。
 これを逆手に取ったJKリフレに対し、警察が考えたのが「法解釈」での別法による対応。

 『女子高生(労働者)の労働環境に問題がある』という理屈で労基法違反による取締り。

 確かに、これならはスポーツ云々関係なく「労働環境の問題」なので、すべての職種を網羅できる運用が可能ともいえる。

 だが、待ってほしい。
 この運用は、明らかに「本来の目的」からかけ離れた運用で、恣意的な問題が微妙にある。
 本来は認められない法運用だと思う。

 「風営業者だから構わない」という意見もあるだろう。
 だが、「警察が理由を付けて法を拡大解釈・権利を規制する」という事を認めれば、それが「一般市民」に向けられて行われたても止めることができなくなる。

 「あの一部集団」だから、拡大解釈で取り締まられても構わない。

 これが「あの地域だから」「あの学校の親・生徒だから」「あの会社の人間だから」という事で、社会的に容認する雰囲気を作ってしまえば、簡単に「行政が恣意的に権利を制限できる」という事を可能にしてしまう。

 だから、この問題は注意深く見張るべきだろう。

 実際、『労働基準法の(危険有害業務の就業制限)違反』と言っているが、条文・規則から見て、このJKリフレの業務が「「危険有害業務」に当たるか否かすら「微妙」だと思われる。

 この問題は行政の法適用の問題として、第二の「余目町個室付浴場事件」となり得る問題に発展するのではないだろうか。

袖ヶ浦団地まいぷれ図書館に行ってみた。2014年01月28日 17時57分05秒

袖ヶ浦団地まいぷれ図書館
著者:久繁哲之介「商店街再生の罠」ちくま新書 を読んでいたら、袖ヶ浦団地に民間図書館があるということなので、行ってみた。

 といっても、コミュ障に近い自分なので(この職業でそれはどうか思うが「無駄話」ができない性質なので、何の気なしの会話というのができない)ちょっと覗いただけで、そそくさと逃げ帰ったのだが。

 で、図書館は近所のコミュニケーションプレイスになっているというのは本当らしく、入って棚を見ていると、話が聞こえてきた。
 どうやら今日の読売新聞で記事になっていたらしい。

 ということで、帰って読売新聞を確認することに。

 実際、くらし面の「生活調べ隊」で取り上げていた。

 NPO法人「情報ステーション」が運営しているそうで、船橋市内を中心に活動しているらしい。http://www.infosta.org/index.html

 とはいえ、見てみると幾つかは閉鎖しているところもあるようで、試行錯誤の繰り返しといった感じなのだろう。

 袖ヶ浦団地商店街は完全なシャッター商店街で、再生も難しいかと思っていたが、新しい取り組みとしては面白いのかもしれない。
 袖ヶ浦団地自体がリフォームして、新しい街づくりを模索している段階なので、うまく行ってほしいものだと思う。

乙武ブーメラン2013年05月22日 15時13分38秒

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000027-rbb-ent
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130519-00000002-jct-ent


昨今、話題の乙武さん入店拒否問題。
自分もツィッターで色々書いているが、「乙武さん駄目駄目」という一言でまとまる。

http://ototake.com/mail/307/
「イタリアン入店拒否について」 乙武さん公式ブログより

 単純に言えば、謝罪ブログに見せかけて「自分はこんなにひどい対応をされた」で終始している。「自分達側が店にひどい対応をした」可能性についてはまったく無視して、だ。
 特に女性が店舗でどのような対応を「した」のかを無視し、「彼女が泣いて帰ってきて報告した」内容をもって、店側に対し先入観を持った対応を行っている。

 知人だから正しく対応しているだろう、正しく対応できているはずだ。という「身びいき」で始まっている。

 はっきりいって、「泣きながら降りてきた」興奮状態の時点で、「彼女が冷静に適切な対応をした」などという事は疑ってかかるべきだろう。
 冷静に適切な対応をしていたら「泣き出す」などという事は無いのだから。
 しかも、
>女性ならではの感性かもしれない。このやりとりに傷ついた友人は、泣きながら階段を駆けおりてきた。僕は予期せぬ出来事に目を白黒させていたが、話を聞くうち、ひさしぶりに会った友人が、僕のせいでこれだけ悲しい思いをしてしまったことに、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

 この時点で、自分自身も「冷静さを失っている」ことは明らかだ。
 この状況で、乙武さんが「理性と常識あるコミュニケーション」を図れたかどうかと言えば、怪しいとしか言えないのではないだろうか。

 『相手が、理性と常識あるコミュニケーションを図ってくださるなら』と書いているが、自分自身が『理性と常識ある判断』を最初の段階で先入観なしで取れていたかどうか、振り返る必要があるのではないかと思う。

>はなから相手を小馬鹿にしたような、見下したような、あの態度が許せなかったのだ。

 彼女自身が興奮してお店にとった態度に「お店側を小馬鹿にした」ような可能性は無かった、と言えるのだろうか。

 「彼女の行動」の是非を確認せずに、一方的に店のみを批難するツィートを発した」

 これではクレーマーが自らの行為を省みず、他者を批判するのと同じだ。実名云々の問題もあるが、乙武さんの一番の問題行動はここにあったと私は考える。

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なお、乙武さんは自書「五体不満足」において次のように言っている。

>もし 『自分は障害者だから優しくしてもらえない』 と言う障害者がいたら 『障害者だからじゃなくて あなた自身に問題があるんだ』 と言ってあげて欲しい。

 「乙武さん側に問題があるんだ」という発想に至らなかった点で、人とは自分の事については疎くなるということを、今回、乙武さんが自ら証明してしまった。

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追記:
 ちなみに、ツイッター・ブロク、その他外部の多くのコメントを読むと「店主と店員が運べば済む話、それぐらいして当然」という意見がちらほら見られる。

だが、 『不特定多数の客がいる』お店で『店主・店員が誰もいない』状況を十数分作ることに、『何も問題がない・当然』などと考えるのはどうだろうか?

 「平和ボケも過ぎる」と私は思う。

真面目に勤めたら、150万没収します2013年01月22日 20時29分51秒

退職手当減額前に駆け込み退職 埼玉の教員100人超
2013.1.22 12:50 [教育]
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130122/biz13012212510009-n1.htm
MSNサンケイニュースより

 県教委によると、2月1日施行の改正条例で退職手当が引き下げられることから、新制度適用前の“駆け込み退職”が相次いでいるとみられる。県教委は「教員の臨時任用などで学校運営に支障が出ないよう最善を尽くす」としている。

 改正条例施行後、勤続35年以上の職員が3月末の定年を待って退職した場合、手当が現行より約150万円減るという。
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これは、当然すぎる話だ。
この退職願を批判する方が、人として間違っているだろう。

 『2ヶ月真面目に生徒の面倒を見たら、褒美として150万円減額(没収)する』このような馬鹿な話があるだろうか。仮に給与として月50万も貰っているとしても、差し引き50万円の損になる。
 この状況で「それでも働くのが当然。生徒に尽くすのが当然」というのは明らかに間違っている。

 仮に会社で「社会人の責任としてこれから二ヶ月真面目に働いてください。只働きの上、さらに50万円没収します」と言われる。この状況でまともに働こうとする人がいるだろうか。自分たちなら働くだろうか。 そこまでして会社に尽くすのが当然と考えるだろうか。

 冷静に考えてもらいたい。

 もしかしたら『教師だから』『教育だから』民間とは違う、だから自分たちは犠牲にならないが教師はなるべきだ、などという人がいるかもしれない。

 だが「教師だから犠牲になればいい」というのは正しい考えだろうか。
 それは、教師を「奴隷」として扱っているのではないだろうか。

 この状況で教師を責め、3月末まで教師を働かせるということに文句を言わない方が異常だろう。

 そもそも、この状況でまともに教育できると思っているのだろうか。
 まともに教育できると思っている人は、頭の中がお花畑なのではないだろうか。

 この状況で三月まで教育した場合、教師は「真面目に働いて150万没収される」事が社会的に正しい事で大人として従うべきだ、と生徒に見せることになる。
 つまり、子供たちに「理不尽な犠牲を要求されても、粛々と従え。それが正しいのだ」と示すことになる。

 自分たちの子供に「社会の犠牲になっても黙って働く」事が正しいと示してやってほしい。そんな事を教師に望むのか。
 むしろ理不尽に対して抗うことを示す。そちらの方が私としては好ましい教育だと思う。


この件で教師批判をしている人は、
自分が「教師は奴隷になってほしい」「子供を社会の奴隷に育ててほしい」と要求していることに気づいてほしい。

ダイヤモンド・ザイ「労働者への高負担」を前提とした改善を推奨する2013年01月05日 20時16分35秒

マクドナルドが始めた60秒ルール導入に見る、外食産業の生き残り戦術!保田 隆明
ダイヤモンド・ザイ 1月5日(土)14時21分配信(Yahoo)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130105-00029955-zai-bus_all&p=1

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今回のキャンペーン、客からも現場からも不平の山なのは当然だろう。
なぜなら間違った方向性に進んでいるからだ。
まあマクドナルドの馬鹿さ加減は色々なところで語られるので、ここでは置いておくとして、問題なのはこの記事の方。論外の方向に進んでいるとしかいえない。


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各店舗のカウンター数や宅配用のバイクの数は限られている。売上を伸ばすには、客単価を引き上げるか、オーダー数を増やすしかない。今まで90秒で商品を届けていたところを60秒に短縮できたなら、単純計算すると売上は1.5倍になる。もしオペレーション上のコストが変わらないのであれば、増えた売上はそのまま利益となる。
(記事より)
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 今まで「90秒で処理していた」労働者(バイト)に「60秒で出すように指示する」しかも何ら機材の効率その他は変えずさらに給料もそのまま、確かにコストは変わらないかもしれない。だがこれは、単に「1オペレーションあたりの労働報酬を下げている」ということになる。これを賞賛するのはいかがなものだろうか。

 『売上増に貢献したバイトの報酬は実質低下させる』のが、正しい経営戦略。
 この記事を書いた人は「もっと社畜を増やすべき」といいたいのだろうか。
「社畜」奨励を公言するとは大したものだと思う。


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マクドナルドはこれ以外でも携帯で事前にオーダーできるサービスを開始したり、客が店頭のカウンターで迷う時間をなくすためにカウンターからメニューを撤廃するなど、客からオーダーを受ける時間の短縮化に懸命である。それは全て回転率の上昇のため、と言える。

 今や事前に集めた豊富なデータを基に、マクドナルドに来店する客のオーダーの傾向を分析し、例えば、「見た目は30代男性、スーツ、1人で来店」など、その顧客が注文するであろう商品を事前に予測することもある程度は可能であろう。

 そうなれば、さらに商品を提供する時間は短縮化できるかもしれない。おそらく将来の行き着くところは、そういう姿だと思われる。今回の60秒の取り組みはそういう最終型に向けての一里塚と思われる。

 その他、客のオーダーする時間を短縮化するには、メニューのシンプル化があげられる。メニュー数が少なければ少ないほど、迷う必要はない。
(記事引用)
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 これは端的にいえば「客にメニュー選択する自由を狭めた」結果、達成されることになる。
 『客の回転率を上昇するため客の自由を奪う』事が正しい経営戦略。この記事を書いた人物はこう言いたいようだ。
 最後は『客に選ばせず、店側から事前に予測した商品を売りつければいい』とすら言っているようなものだ。

 確かに、客商売のお店で客に選択させる自由を奪うために「ラーメンのみ」や「コースのみ」という店は多数あるが、これが「経営として正しい姿、飲食店として正しい姿」などと思うのだろうか。
 そもそもこのような押し付け店の場合、その押し付けメニューを好まない客は二度と来なくなる。
 結果、客数自体は減少するというのが、一般的に言われていることだ。このような話すら知らないのだろうか。

 今回の記事、明らかに記者の見識を疑わざるを得ない。
 この程度の認識で記事を書いているのが「ダイヤモンド社」の記者の一般的な能力だとしたら、ダイヤモンド社は非常に問題のある出版社ではないかと思う。


※調べたところ、この記事を書いた保田 隆明氏は、小樽商科大学大学院(MBA) 准教授で、いくつかの文献も出しているらしい。
 このような見識で、講義をしているのだとしたら小樽商科大学の質も知れたものだといえるのではないだろうか。
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