この記事を多くの人に読んでもらいたい!!そう思ったら『人気ブログランキング』押してください

なんで中国相手だと、事実を見ずに感情で話すのか?2008年01月11日 16時51分51秒

昨日の続き

中国外務省「国内法順守せよ」 地球儀の台湾表記で見解
1月11日8時2分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080111-00000075-san-int

- 同報道官は、「(中略)中国で業務に従事する外国企業は中国の関係法律・法規を順守しなくてはならない」と述べた。 -

主張する国が好きか嫌いかという感情論でなく、世界におけるルールとして「正当かどうか?」という点で言えば、この記事で出ている報道官のコメントが極めて正しいと思います。

中国や日本の政府がどうこうという問題でなく「その地で活動する以上、その地のルールに従う」これがなによりも絶対原則。

これを無視して行動することは『国家主権』そのものを否定することになります。

単純に「中国批判」をしている人が多すぎますが、「国家主権」(その国のルールに従う事)を認めないというならば、「日本国内で他国の人間が本国ルールで活動する事」も容認しなければならないはずです。

安易に「中国に日本企業の活動を云々されるいわれはない」というならば、アメリカ人やイギリス人、また中国人やアジアの人々が日本で日本のルールを無視する事も容認しください。

感情論だけでモノを語り、事実から目をそらすのはいい加減やめにしませんか?

-----
「台湾島」と表記の地球儀、学研が販売中止
1月11日4時56分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080110-00000984-san-soci

こちらも「当り前」。

地図において表記が間違っているというのは明らかに「欠陥」

しかも「過失」によるものならばまだいいが、今回は明らかに「故意」(間違っている事を判った上で生産した)による欠陥。

販売を中止することに対して色々言っている人がいますが、

これは「状況の問題」ではありません。
「判っていて欠陥商品を製作・販売した」
学研の姿勢そのものが問題です。

ですから、回収・販売中止する事が当たり前で、
その事を批判する人の方が、問題の本質を考えず単に「隣国が嫌い」という感情論で話をしていて、問題なのではないでしょうか。

(中国が文句を言ってきたから)
『適当に欠陥製品を作って』
『メモを書いて、ごまかしたから、欠陥があっても売っていいや」
この学研の考え方に文句を付けず、文句を言ってきた中国だけを批判する。

そんな人の思考が私には理解できません。

---
…中国という国をどう思われるか? と訊かれれば、
今の中国政府は「嫌い」ですし「信用できない国」とは答えますが、

それと
『だから国際ルールの基本を無視してもいい』という事が正当化できるかどうかと言えば、それは『まったくの別問題』です。

-----
何度も言い方を変えて言いますが、

今回の問題は、今までの教科書問題などのような
「中国の、日本に対する内政干渉」ではありません。

あくまで「中国の、国内で活動する企業に対する『国内問題』です」

これを不当な圧力や「日本に対する内政干渉」と考える事自体、(中国が相手だから)と「本質を無視している」といえます。

(というか、「中国国内で『中国の認識に反した製品』を『外国企業の論理』により生産する事を認めさせる」考え方の方が、中国に対する「内政干渉」にあたるのですが)

------
「台湾島」と表記の地球儀、学研が販売中止 --- 国際ビジネス感覚の欠如が引き起こした問題
http://blogs.yahoo.co.jp/cosmosfish/20241725.html

私よりもしっかりとグローバルという事についてかいてあるサイト
……ちなみに、「学研が持つ中国の工場」と私も勘違いしていたのだけど、正確には「生産を委託された「中国企業」の工場」だったのね。

そりゃ、もっと中国側の主張が正しいじゃん。
しかも「メイド・イン・チャイナ」だし。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
次の数字を打ち込んでください「3003」

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kusuriyasan.asablo.jp/blog/2008/01/11/2555814/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

この記事を多くの人に読んでもらいたい!!そう思ったら『人気ブログランキング』押してください