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どうして独断で「裏目」にしか行動できないのだろう?2008年01月16日 20時05分16秒

小沢民主党代表は陳謝せず 新テロ特措法採決前の退席で
1月16日16時36分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080116-00000942-san-pol

こう、民主批判というか小沢批判ばかりしていると、公平性がないとか自民に肩入れしすぎとか言われそうな気がするが、でも、あまりのひどさに今日も小沢批判。

まあ、政治屋だから「物の良し悪し」がわからないというのは、判りきったことなので、謝罪しないこともどうでもいい。

ただ、問題なのはその先。

>また、鳩山由紀夫幹事長らが、テレビ番組などで小沢氏の途中退席について謝罪していることについて「幹事長が何を言ったか分かりません。幹事長に聞いてください。党首には党首の務めがある。役割に応じた優先順位がある。国民は理解してくれている」と述べた。

確かに、小沢が途中退席した件について、鳩山幹事長が先走って、当日の夜は擁護、翌日は謝罪と一貫性ない活動をした事は事実。

だけど、「アレは勝手に幹事長が言ったこと。私は知らない(何も責任はない)」っていうのはどうだろうか。

アレは民主党幹事長として謝罪した事でしょう?
これを否定するということは、
「テレビ等での幹事長等の発言」は、幹事長として発言しても『党代表や党としては関係ない発言で、何ら責任の負わない個人的なたわごと』と位置づけるということですか?

しかも全国放送での数度にわたる謝罪を。

ということは、今後も「幹事長等のテレビ発言」は「何ら意味を持たない発言」だと宣言したわけだ、小沢代表は。

なら当然、一般議員の発言はもっと意味を持たないだろう。つまり、民主党では今後、「小沢代表の発言」以外は、すべて「何の責任もない個人的妄言」ということになるわけだ。

それは、完全な「小沢独裁政党」という事にしかならないのだが。

さらに、問題なのは「小沢発言」と「鳩山発言」が一致していないということ。
一致しない事はあってもいいけど「両者(および党内)」においてこの件についての意見交換・意思統一が図られてると思えないこと。

これで、上層部ですら分裂している事が完全に露呈した思う。

実際、意思統一がある程度図られているならば、今の時点で「統一見解」が出ているはず。なのに何も出ていない。

代表の行動を否定し謝罪した幹事長の行動を、今度は代表が否定する。

この状況では、民主党員も今回の一件を「反省すべきこと」と考えるのか「無視して選挙戦を主に考えればいい」と考えるのか、未だに決められなくなるだろう。

このような、党内での混乱を招くような行為を安易にしてしまう。
そんな執行部で、どうして「政権担当」ができるだろうか?

このような、「自分の言葉」以外を聞く気もせず、党内に更なる混乱を招く政治家を党首として仰ぎ、「頑張ろう」とスローガンだけは威勢がいい政党。


やはり、何度考えても民主党は「力不足」と言わざるを得ない。

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