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都合のいい時だけ、権利を主張する人々2008年12月05日 23時03分14秒

受け取り拒否でも免除なし、候補通知未開封で返送の人も
12月5日16時13分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000046-yom-soci


「裁判員制度」そのものが制度的に微妙な事は否定しない。

だけど、「自分達の義務」を果たそうともしない人が、偉そうに「権利」だけを主張するのはいい加減にしてほしいんだがな!!


 「政府が悪い」「役人が悪い」などと色々いちゃもんをつけて文句を言う。 ならば、少なくとも「人を裁く重み」についての義務ぐらい、果たす覚悟ぐらい持つのが当然じゃないのか?

 都合のいい時だけ、「国民主権」だ「自分達こそが国権の源泉だ」といいながら、自分が厳しい判断を求められた時には「私にはできません」と逃げ出す。

いい加減にしろ!! といいたいです。

 元々、「主権在民」・「国民主権」とは、本来、『国家の権力の根源は、国民(民衆)にあり、民衆は国家の運営について権利を行使すると共に、その行使の結果について責任を負う』という意味のはずです。

 そして現在、国権の行使においては、一部機関が暴走し、国民をないがしろにする事ををさけるために『三権に分立』しています。

 したがって、本来、立法のみならず、行政・司法においても「国民の意思」が反映されるのが、「国権行使」として正しい姿のはずです。

 実際、司法においては、有名無実とはいえ、憲法上において「最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後十年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際」も行う。

 と、国民のコントロール下においています。

 その「国民のコントロール」を推し進めた、今回の裁判員制度。

 「国民主権」だとか「私達の意見が届く政治・国家を」とほざくのなら、この裁判員制度を「制度上問題があり修正すべきだ」という事はあったとしても、「自分は人を裁きたくないから」と放棄する事は許されないのではないでしょうか?

そのように、自分に辛いこと『だけ』他人(裁判官)に押し付ける。
それは、卑怯以外の何物でも無いんじゃないでしょうか?

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まあ、それでも「逃げたい人」というのはいると思う。

だが少なくとも、逃げ出して「人に裁判を押し付け」たならば、そのような人は、今後、「この判決は気に入らない」などと他の裁判判決で言う事は許されないと思う!!

自分が判断する場から逃げておきながら、押し付けた人の判断が自分の気に入らなければ認めない。

それが「正しいこと」で、
それが「国民主権」だ、などとは到底認めるわけにはいかないのだから。

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実際、裁判員制度で「僕、嫌だから」などと逃げ出す人は、

政治の判断においても「僕、大変な責任を負うのは嫌だから。誰か勝手に決めてよ」って投票すら投げ出す人だと思う。

……そんな国民が多い日本では、
どこまで行っても「国民主権」なんて浸透しないのかもしれないね。

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 まあ、元々、自分で判断する人と、判断を他人に任せて責任から逃げ出す奴隷的思考の人たち。
 その二パターンの人たちで日本は構成されていて、

 奴隷的思考の人達が、勘違いして「奴らがうらやましい!!自分達にも利益をよこせ!!だが責任と義務は取らないぞ!!」
 ってなったのが、今の日本の思考のあり方だから、仕方が無いことなのかもしれないけど。


あー、うぜえ。
(忘年会帰りで、リミッターちょっと飛んでます。いつもより自重しません)

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『撃っていいのは、撃たれる覚悟のあるヤツだけだ!!』

某アニメの「お言葉」
物語自体は崩壊したけど、この言葉だけはある意味正し言葉だったと思う。

まあ、言った本人は、都合のいい事言って『責任から逃げ出した』から、ある意味「最も日本人らしいブリキ野郎」という気がするが。

……ていうか、この作品。作ったヤツが「最も日本人らしい卑怯者」だったな。

ああ、「だから」大ウケしたのか。

「日本人好み」の『卑怯思想』を、「綺麗な言葉」でごまかした作品だから。

……そりゃ、共感を得るわ。納得 w

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