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「政治」としての考え方が微妙かも2008年07月09日 01時52分01秒

日経BP オンライン
独自調査で分かった「政界再編予想図」
[第1回政策アンケート 議員編]
2008年7月7日 月曜日 大竹 剛
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080627/163910/

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格差是正のためには、富める所から財源を取得し、貧しい所に再分配するための権力・実効力が必要になる。

一方、小さい政府にするという事は、市場をコントロールしていた機能・実効力を縮小するという事になるので、市場の独自制に任せた規制緩和となる。この場合、格差を是正する事はあまりできない。

政府の大きさと市場経済のコントロールとは、本来、このように相互関係にあるのが自然だ。

したがって、日経BPの記事においては、本来、右下から左上への直線上のどこかに分布する事が、政治的に正しい判断をしているという事になる。
(直線上のポジション自体は、政治認識・自分の国策理念などの問題から、どこでもよい。)

ところが良く見ると、
「格差是正のために政府のコントロールを要求しつつ、政府自体は縮小すべし」という意見がある。

これが、政治経済のあり方としては「歪んでいる」というのは、政治学などを専門に学ばなくても、高校生ぐらいの知識や一般常識があれば十分可能だろう。

これを見る限り、民主党の多くの議員は「政治・経済」が解っていない、大局的思考ができないと考えてもいいように思える。

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一方、自民党は、直線上だが右上と中心近くに分布している。
本来、右上と左下に分布すればよいのだが、今は「規制緩和・小さな政府思想」が自民党内でのトレンドのため、全体に右上方面にシフトしていると考えられる。

元々、大竹剛さんの記事内にもあるとおり、自民党は「政権与党として両方の立場を併せ持つことで、振り子のように政策を軌道修正しながら時代の要請に応えてきたといえる」(抜粋)
というように、ある意味「内部二大政党制」を取っていた様に思える。

そして野党は「内部2大政党制」が正しく機能しているかどうか、外部から意見を述べ微調整を図る集団として存在していた。

このように、「国会」が「議場」ではなく「自民党内」が「議場」だったといえる。

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今はこの機能がくずれ、政治的混乱を招いている。
その流れから「2大政党制」そのものにシフトしようとしている。

この流れ自体は「単独政党の『内部』で議論が終結する事」によって国会が形骸化していた今までの日本にとっては良い変化だと思う。

しかし、「国家」として考えれば、「正しい姿」であっても「中身が正しくない」のであれば、非常に問題であり、お粗末な論理で国家が動くのは日本単独だけでなく世界的に見ても危険な状況だと思う。

なので、民主党においては、どちら側にぶれるとしても、もっと「正しいあり方」での考え方ができるように努力して欲しい。

この図を見る限り、今のままでは「政界再編」など、やっても「余計に悪くなる」としか思えないのだから。

……ちなみに、民主の岩國さんが、自民・民主を問わず一番左下というところが「いい悪い」は別として「政治家として軸がしっかりしている」と思う。

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ちなみに、自分はどう思っているのか?と聞かれれば、
基本は「規制緩和・市場開放主義」であり「格差是正」はあまり必要ないと思っている。

しかし「格差を是正する必要」は無いが、「貧困層」についてはセーフティネットの充実が必要だと思う。

いわゆる「健康で文化的な最低限度の生活」を営む権利があるのだから。

ただ、この「最低限度の生活」は、「最低保障された生活」であって『満足できる』生活であってはならないと思う。
なぜなら、もし『満足できる』生活であれば、そこから抜け出そうとする上昇意欲が生まれない事になるからだ。

それは「国民の努力する意思」を奪うものであって国力の衰退を招く事に繋がりかねない。

だから、セーフティネットは「再チャレンジできる体力を残しつつ、かつ、一般的な社会生活を送るには不十分なレベル」であり、「早急に最下層から脱出したい」と思わせるシステムである事がよいと考える。

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ちなみに、アンケート自分もやってみた。
(問1から問17まで)
5 4 1 4 1 2 4 5 4 3
3 4 5 2 4 5 4

14時間以上たったチャーハンってどうよ?2008年07月09日 19時01分54秒

チャーハンで母子が食中毒 船橋西武の総菜コーナー
7月9日16時48分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080709-00000930-san-soci

近所といっても二駅隣り。まあ車で15分程度なので、近所といってもいいだろう。
で、飲食店営業許可自体は、業務でもあるしね。

さてこの事件だが、一応、販売した飲食店側に多少の責任はあるかもしれないが、よくよく中身を読むと疑問が沸いてくる。


> 同保健所によると、県外の30代の母親と10代の息子が3日午後5時ごろ、同コーナーで「五目チャーハン」1パックを購入。翌4日朝に食べたところ、嘔吐(おうと)などの食中毒症状を起こし、病院で手当てを受けた。2人とも回復しているという。


賞味期限内なのかも知れないけど、
この夏場の湿気と暑さが多い時期に、「前日午後5時に調理・販売済み」のチャーハンを、翌日朝に食べるという神経ってどうかな?

その保存状態も、非常に気になるし。
冷蔵庫にしまっていたのならいいけど、実際どのように保管していたんだろう。

さらに船橋西部からの帰宅時間がどれくらいあったのかも疑問。

「県外の人間」って事は、場所としては、埼玉か東京・神奈川って事だと思うけど、そうすると、「最低一時間以上常温のまま移動」>「冷蔵庫で一晩保存」>「翌朝食べた」って事だよね。

なら、繁殖しててもある意味「仕方がない」と思う。
「油モノ」だし。

というか、それだけの移動距離があるのに「チャーハン買って家まで持っていく」っていう感覚もよく解らない。

これだけ長ければ、その移動中に繁殖する事って考るよね。
なら、普通は、買わないと思う。

……なんだろう、食中毒になったのは「お気の毒」だとは思うけど、その一方で「自業自得」と思うのは俺だけなのかな?


……でも、この記事読んで、
「そんな事は関係ない、どんな事があろうと食品の管理が徹底してない企業が悪い。食べる側に責任は無い」とかヒステリックに騒ぐ人も出るんだろうなぁ。

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記事だけだから正確な事はいえないけど、

・この湿気と温度が高い夏場に
・「1時間以上の常温状態での運搬」(県外の住民だからそれくらいはかかる)をして
・油モノのご飯(五目チャーハン)を
・午後5時に購入して翌朝食べる(午前7時に食べたとしても14時間以上は経過している)

という時点で、本人の行動の方に非常に問題があると考えるのが、正しいんじゃないかな?

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とりあえずググッタところ、最初に神奈川の保健所が出てきたから抜粋
「平塚保健福祉事務所 セレウス菌」
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/15/1577/syoku-food-p/sereusu.html

罪に軽重は「ある」2008年07月10日 16時48分57秒

痴漢の副校長、免職から停職に…「短時間で比較的軽い」
7月10日12時20分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000919-san-soci

表題から過激に書いているので、すぐに噛み付いてくる人がいるかもしれないが、本来、罪に軽重は「ある」。
このスタンスは譲れない。

この問題、大きく分けるといくつもの内容を孕んでいるので、これを分けないと大変な事になるのだが、多くの人が「混同して」話を進めている。

色々あるが、今回、次の4点にしぼる。

1.同一の犯罪でも、状況その他軽重により、処罰内容が変化するか。
2.司法罰が無い(無罪)状況で行政処分を行う場合、刑罰ありと「同じ」行政処分が可能か。
3.裁量行為の範囲として量刑の変更ができるか。
4.処罰が犯罪行為の実態に即しているか。

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1.本来、同一の犯罪でも「刑(処罰)が一つ」という事はなく、仮に一つであったとしてもその範囲において十分弾力的に運用する事が望まれている。

これは、「殺人であれば必ず死刑」というわけでなく、有期懲役から無期懲役、死刑。さらには執行猶予などまで幅広く法制度ができている事から考えれば妥当だと思う。

これを、「行為が問題なんだ」という人もいるだろうが、その場合、例えば「殺人」という行為についても、行為がある以上状況を考える必要など無く、1人でも殺せばその時点で10年と「固定罰」を定める事となる。

その他の犯罪でも同じ事で、「行為」のみで判断すると言うことは、すべての刑罰が、「行為」に対する「固定罰」となり、今の裁判などに見られるように「状況主義」など必要なくなるだろう。
(それはそれで『司法のスピードアップ』という点ではアリなのかもしれないが)
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2.これは『微妙j』。
 確かに、司法と行政は独立しているので司法処分と行政処分が別箇のモノとなっている場合は多いし、通常認められている。

※自動車運転免許制度(点数・罰金制度)など。

ただ、だからといって「有罪」と「無罪」の場合に、行政処分においては「有罪」と固定し同じ最高刑を与える事が可能か?と言われれば、それは無理といわざるを得ない。

コレを認めてしまうと、「司法判断」の有無に関係なく「行政判断」で最高の処分を与える事ができる。という事になるからだ。

これは、社会生活において行政の暴走を招きかねない問題のため、認めることはできない。

したがって、今回の場合、「被害者と和解」し「不起訴」となっている以上、法律上・社会上は「無罪」として扱わなければいけない事例であり、結果、道徳上の問題からでしか処分ができない。
この状況で、最高基準である「懲戒免職」とするには難しい事案だと考えられる。
(「道徳上の問題」のみを取って処分する事は問題がある)
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3.裁量権としては、この処分規定自体が
> 都人事委審査室は「処分決定が逸脱していないか、十分考慮した上での決定。教育委員会の処分基準はあくまでも基準であり、個々の事情によってはこうした判断もありうる」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000046-mai-soci
(毎日新聞版から抜粋)

となっている以上、基準であり「弾力運用が可能」なのは明らかだ。
ならば、処分変更自体は正当性があると言える。

逆に考えれば、「起訴されても裁判で結局、無罪。起訴されず無罪。有罪」のどのパターンでも「同じ処分」という事の方が、おかしな処分(逸脱している)といえるだろう。

その視点からすれば、

>懲戒免職とした都教委の処分を「裁量権の逸脱」と結論づけ

るのは「正しい」と言える。
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ただし、問題は 4.の「処分の妥当性」

これが、一番の問題で、
確かに「懲戒免職」で固定するというのは、おかしいとは思うが、だからといって「停職6ヶ月」というのは逆に処分が軽すぎたと思う。


この一件、「飲酒状態での痴漢行為」の流れとしては

> 副校長は警察の取り調べで当初は犯行を否認したが、その後、2度の痴漢行為を認め、女性に被害弁償金を支払うことで示談が成立、不起訴となった。

というある意味、痴漢事件での解決典型パターンであり、
「行為を認めるけど、お金を払い許してもらう」結果、「犯罪行為が無かった事になる」という解決方法。

これが逆に痴漢冤罪の発生にも繋がるので、今、色々問題となっているのだが、それはここでは省くことにするが、

結局、処分理由としては、

法律上は「不起訴」であり「罪無し」となっているのだけど「被害弁償金」を払っている以上、「罪に値する」行為では無いとしても「行為」自体は認めている。

だが「不起訴処分」というところで、法律上「無罪」なのだから、
最高処分の懲戒免職は厳しい。

   そこで、低い処分としての6ヶ月。

と言うところに落ち着いたんだろうと推測する。
まあ、ある意味、判断的には間違ってないと言える。

……ただ、やはり6ヶ月は短すぎるかと。

6ヶ月では「その時、副校長が所属する高校にいた生徒」は、自分が卒業するまでにどこかの高校にしろ復帰する可能性があるわけだから、生徒の教育という面から考えてもちょっと問題があると思う。

どのあたりの量刑がいいかと言われると難しいが、
私としては、上のような理由から少なくとも「3年以上の停職処分」というのが妥当だったと思う。

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後、今回の一件で怖いのは、ヒステリックに「行為がある以上は厳罰に処するべきだ」とか「情状酌量なんていらない」と短絡的に騒ぎ出す事。

公務員擁護をする訳ではないが、「教師だから」とか「公務員だから」とかあるレッテルを貼って、内容も考えずに感情のまま厳罰主義に走るのは、社会的に損失が多きいと思う。

なぜなら、この思考パターンは「裁判になったのだから」「起訴されたのだから」と最初から「お前がやったんだろう」と決め付ける事にも繋がるからだ。

本来、人間の情報収集には限界が必ずあるので「与えられた情報から判断する」という事は当然のこと。
だけど、情報を「理解しようともせず」に自分の「思い込み」だけで「論理の無い」判断を下すのは、百害あって一理なしと言えるだろう。

過激な表現・意見は大いに結構だと思う。
だけどそれは、「論理があって」初めて行うべきだろう。

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昼に大澤弁護士(元検事)がコメントをしていたが、「量刑として軽重があるのは当然の事。必ず懲戒免職という方が問題がある」と似たような事を言っていた。

これが「理性ある考え方」なんだと思う。

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追記:後「表に出ている理由」はすごい問題があると思う。
まあ、これはマスコミが言っている事だけなので、「全文」読んでいない以上、なんともいえないけどね。

一文だけとって、流している可能性もあるし。

共有すべきビジョンが出ないままの篭城2008年07月12日 15時06分41秒

さて、久々の橋下批判。

大阪で24年ぶり教職員ストへ 今月15日
7月12日7時24分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080712-00000907-san-soci

橋下知事「大阪維新」に批判殺到1700件 パブコメ中間取りまとめ
7月12日7時0分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080712-00000905-san-pol

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 パブリックコメントの実数については色々解らない点があるのでおいておくとして、問題は維新案と他の今までの流れ、そして府職員の反発について。

これは完全に、ビジョンが無いままに削減策だけを打ち出した弊害だと思う。

ビジョンについては、一応「夏に作って秋以降に提示」としているが、それでは遅い。というより、順序が逆。戦術として一番問題のある手順だ。
これでは結局のところ、今は「援軍予定(将来性)が見えないまま篭城戦(コストカット)に突入」と言っているに等しい。

基本的に「コストカット」による運営というのは、「現状維持しつつ事態の好転を待つ」という篭城策の考え方。「待ち・耐え」の戦術。

これは、ひたすらキツイ状況下において「ただ耐え続けなければいけない」という戦術なので、本来、一番士気を保つのに苦労する戦術だ。
そのため、士気を保つためには「必ず事態が好転する事」「耐えていれば必ず幸せになれること」。これら「好転した後」の夢が見えるように意識を誘導することが重要視される。

そのため、ビジョン(将来への希望)が持てるように装うのが指導者として大きく求められる役割だ。

しかも、もし「好転した後」の夢が見られなければ、逃げられる人は『篭城前に逃亡』するので、実際に篭城戦に入ったときそこにいる兵力は、力の無い『逃げられなかった人たち』だけになる。

このようになると、たとえビジョンを出したとしてもしのぎきるだけの能力維持すら怪しくなり、組織的には最悪の状況下での篭城戦となる。

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さらに恐ろしい事に、日本人の精神構造からすると、この状況下での労ジョン戦は、さらなる最悪の事態を引き起こす事がある。

それは「玉砕かそれとも自爆」を選ぶという事だ。

 「白旗を揚げる」(無条件降伏する)という考え方も成立するのに、無条件降伏を恥として「ぎりぎりまで頑張り、駄目なら一矢報いて死ねばいい」という思想に走り、結果、玉砕戦法にいたるというのは、先の戦争での資料などを読めばゴロゴロ出て切るもので、しかも、それは軍人・一般人を問わず、多くの日本人の精神構造に根付いている。

 これが、大阪府においても発生する危険性が生じている。

 大阪府については、元々、財政再建団体として無条件降伏する道もあるし、今の段階なら「無条件降伏」ではなく「条件付降伏」によって、ある程度、他のコントロール支援を受けながら自主的再建の方法を探る道もあった。

しかし、取るのは篭城戦。
しかも「とりあえず篭城して援軍策・事態打開策は後から考える」という篭城策としては一番下の下の策での突入。

部下達に対しては共感を得られるように努力する事を怠ってしまった状況。

これでは実現するのは厳しいだろう。

秋以降にビジョンを出すという予定という時点で、すでに2手も3手も失策を重ねて、リカバリはほとんど難しいような状況にあるのだが、

ここで、よほどしっかりしたビジョンが提示できければでなければ、財政再建の失敗が完全に表面化するのではないだろうか。
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あまりにも否定的な意見なので、不満を感じる人も多いと思うだろうが、
戦術視点から見れば、今回までの策は、打つたびに「悪手」となっていると言える。
確かに頑張っているとは思うのだけど、基本的な『手筋』が大きく間違っていると思えるので、このような意見を言わせてもらおう。

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個人的には、ある程度3割程度の実現性だとしても、大まかなビジョンだけでもこの夏中に公式に出す(または橋下知事自身から出す)事が望ましいと思う。

すでに悪手連発で、回復自体が難しいと思える状況だけど、夏のうちにビジョンが「公式に」出てくれば、まだぎりぎり何とかなる可能性はあるだろう。

逆にこの先「非公式に」色々噂としてビジョンが出てくるようでは、その時点で完全にアウト。

非公式なビジョンというのは、人の口を介する時点で色々変質し、より組織全体が分裂する。
それは、府職員だけの話でなく、橋下知事支援の陣営自体も様々な思惑によって分裂を招き始める。

すでに、兵力・組織力において劣り始めた集団が、さらに分裂を始れば、後は瓦解の一途を辿る事になりかねない。

なので、今、もし手があるとしたら早急にビジョンを公式に発する事であり、非公式なビジョンが表に出まわる事を徹底的に阻止する事にあるだろう。

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自分の前記事
大阪府はさらに厳しい状況に ― 2008年07月03日 20時01分18秒
http://kusuriyasan.asablo.jp/blog/2008/07/03/3608088

職務上請求として、人事ではない2008年07月12日 21時36分57秒

<伊万里市>DV夫に妻の住民票交付ミス
7月12日18時38分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080712-00000063-mai-soci

>佐賀県伊万里市は12日、県外に転居した女性がDV(ドメスティックバイオレンス=配偶者間暴力)防止法に基づいて転居先の住所を知らせない手続きをしたにもかかわらず、女性の夫に誤って住所を知らせたことを明らかにした。
(以下略)

再発防止に努めるのは当然の事で、「単純なミス」といって済む問題ではない。

とまあ、役所批判はともかく。

今回一番気にしたいのは、住民票・戸籍の取り扱いについてだ。

実際、私達士業のいくつかには、職種の性格から「職務上請求用紙」という、通常の請求用紙とは異なる用紙が存在する。

これを使うと、通常よりも便利に戸籍・住民票が取得できるというもので、許認可や契約書面等で本人確認書面としての上記書類の添付を求められた場合、代理取得などが簡単にできるので大変重宝している。

ところが、この職務上請求用紙。
「特権」と勘違いして、また「職務」という意味を勘違いして使用する「バカ」がいて、時々問題になる。

上のような記事に出てくるような「取得する権利の無い人」に頼まれた時、不正取得なのを承知で、本人の名を隠したまま請求したり、使用目的を偽って「権利外(職務外)の請求」をするという事がたまにあるのだ。

また、最近は「家系図作成」という、わけのわからない使用目的で使うバカもいる。

この手のバカを一々あげると、たぶん果てしなく長くなるし、思いっきり感情的になり支離滅裂になるので詳しく書くのはやめる。
というか、収まりつかなくなるし。

ただ、一言いえるなら、「死ねよバカ」という感じ。


何というか、この手の『バカ行政書士』が多くなると、行政書士全体の質が低いように言われるので、勘弁して欲しい。
「この職種にある人だから」という信頼関係をぶち壊す、この手の行為。
論外以外の何ものでもない。

しかも、この手のバカ書士は「儲かればいい」と、行政書士の職務の意味を全く理解せずに仕事をするから、士業だけの問題じゃなくて、社会にとっても有害の一言につきる。

……まあ、行政書士だけでなく、弁護士でも悪徳弁護士と言われたりするこの手のバカはいるんだけどね。

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さてとりあえず、この手のバカにならないようにするには新人教育が大切だったりする。

資格試験では、法的資質さえあれば誰でもなれるので、弁・司法書士・行政書士・税理士問わずどの資格でも人格的素養は全然チェックしない。

屑でも何でも点数さえ取れればOK

だから、合格してからの教育が「きちんとした士業」を作るためには重要。

まあ、人の事いえるほどの人格者というわけじゃないけどね、自分も。

ただ「職業として」特別の権利を与えられた職種である以上、為すべき義務・責務については常に心に刻んでいるつもりだ。

で、話は戻るが、教育方法の方だけど、「全員で道徳映画見て感想文書けばそれでOK」とか、数時間適当に聞いていればOKというような、おざなりな意味の無い道徳教育では意味がない。

ある程度(絶対は無理だとしても)の90分10コマ程度でじっくりやれる教育プランを考えないといけないだろう。

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……とまあ、書いたんだけど、こっからは、今日の暑さと湿気のひどさにグチる。

なんで、こっからはあまり読まないほうがいい。

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研修素案が全然考えつかねぇ!!
とりあえず8月末位までにアップできればいいんだろうけど、一っつも考えが沸いてこねぇ!!

……どうしよう。

つーか、それとは別箇で22日にやる予定の90分一コマの講義、こっちのネタもまとまってねぇぞ!!

しかも、暑さと湿気でさらにやる気ダウン!!

おまけに訳の判んない「総会での特別動議事項に関する検討要請」が今日回ってきちまった!!


うわぁぁぁん!!どっか逃亡してぇ!!

……ていうか、そういえば7月28日の人権問題講演会聞きに行くっていう話。きちんと処理されてるのかな?

月曜日に事務局に確認とんないと駄目かな?

これも何かレポートか書かないと駄目なのかな?

何か、色々考える事が多くてなんだなぁ。
考える事は嫌いじゃないけど、暑いと一気に能力低下するんだが。

あーなんかシンドイ。
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