自分勝手に「花ゲリラ」

鳩山首相が辞任否定、世論見極める意向
12月24日18時10分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091224-00000921-yom-pol

　相変わらず、「日本の総理大臣」というのはリーダーでは無いらしい。

　というより、これが「日本のリーダー」だという時点で、日本のレベルの低さを世界中に知らしめているようなものなのだが。

　結局、相続税の話でも、今回の偽装献金問題でも「他人から言われたら」そのように判断するという結論。　「自分で考える・決める」と言う事がまったくできないようだ。


……何か、デジャブのような感じがしたので、自分が書いた昔の記事を読み直してみた。

　すでに１０月２０日に同じ事を書いていたようだ。
http://kusuriyasan.asablo.jp/blog/2009/10/20/

　似たような事を何度も繰り返し書くのは好きではないのだけど、なんでアレを総理として民主党は置いているのかがわからない。
　鳩山の思考は「リーダー」としてはまったく最低な思考でしかないのに。

　結局、彼の考えをまとめると「その時多かった意見を採用する」という事しか存在しない。彼自身の政治信念・哲学。達成したい国家像などと言うものは何一つ無い。

　こういうと「鳩山さんの今までの発言、論文、マニュフェストを読め」という批判が来るかもしれない。

　だが、考えて欲しい。

　もし発言してきた事に自分の信念があるのならば、今の状況では自ら議員辞職をする事が当然だろう。
　また、今までの普天間問題にしても、すでに一つの方向性が定まっているはずだろう。

　結局、彼自身からすれば、アレはすべて「言葉遊び」にしか過ぎない。いつでも「そのたびに都合よく変える」発言の連続。それしか彼は行っていない。

　さて、彼を支持する人に尋ねたい。
　この状況下で、どの「鳩山さんの主張」が正しい主張だといえるのだろうか。
　今、信じた主張ですら翌日には翻されかねないのに。

　どの主張にしろ、彼自身の信念などはどこにもなく、その場しのぎで適当に都合よく使い分けられる言葉遊び。それが彼の発言のすべてだ。

　はっきり言って、人の発言を正しく聞く人、理解力の高い人ほど、彼の発言など信用しない。
　何度でも「翌日に翻す」人だから。

　この状況で彼を信じる人は、よほどのお人よしというよりただのバカでしかないだろう。


　今回の件でも、「自分の政治信念」「自分が総理として行いたい事」があるのなら、「世論の結果で総理の進退を考える」などと言う言葉は出てこない。

　自分の考えが出てこない時点で終わりだ。

「何も中身が無い男」、これが鳩山の実体だ。
　これがリーダーであり続ける限り、日本に未来はない。



「鳩山が総理である」必要などどこにも無い。
　というより「鳩山が総理である」事は日本にとって害悪でしかない。