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8:2 から 7:3 といったところか。2007年09月23日 05時46分11秒

いよいよ総裁選。

民主党としては、麻生幹事長の方が失言癖があるので追及しやすく、福田さんの方では「協調路線」ということで攻撃しにくくなる。
という見かたをする人が多くいるのですが、私からすれば、全く逆です。

確かに、麻生さんの方が、一見「対立路線」として攻撃しやすいように見えますが、対立すればするほど不利になるのが今の民主党でしょう。

単純に「与党批判」すれば済む万年野党時代とは違って、今回の参院選によて民主党は「批判」だけでなく、「対立する以上、同等の政権担当能力」が要求されつつあります。

しかしながら、実際の政権担当能力はまだ自民党より低いでしょう。
ましてや政策立案能力・国際政治における渉外能力は、さらに差があります。

今は、確かに自民党の失策により名を上げていますが、今後、対立姿勢が強化されていけばいくほど、民主党は「中身の薄さ」が露呈していきます。

そういう意味では、本当は麻生さんでまとまる方が、民主党にとっても危険な状況になるでしょう。

一方、福田さんの方だと、「昔ながらの自民党体質」(協調路線という名の無責任主義)に戻ります。

これは、民主党にとってもしめたものです。
なぜなら、向こう(自民党)が停滞すれば、停滞を批判するだけですむのですから。
いくら批判しても、停滞しながら必死にしがみつくだけの自民党相手ですから、自分たちに高度な政権担当能力が低くても、ただ批判していればいいので非常に楽です。

しかもお互いになあなあで会合を重ねれば、それなりに動くのですから、民主党にとっても、とても楽な状況となります。

……このように福田さんが総裁になった方が民主党は楽になると考えるのですがね。さて、そのように読んでいる人がどれだけいることやら。

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