この記事を多くの人に読んでもらいたい!!そう思ったら『人気ブログランキング』押してください

立命館大学では、望んだ教育を受けられない?2008年04月14日 18時04分29秒

<立命館大>生命科学部の定員が基準超過 新入生に転部募る
4月14日15時1分配信 毎日新聞

 立命館大(京都市中京区)で今春開設された生命科学部(滋賀県草津市)の入学定員超過率が1.48倍にも達し、大学が同学部の新入生から、他学部への転籍希望者を募る騒ぎになっている。(略)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080414-00000046-mai-soci

いくつかおかしな点を感じました。

まずは、立命館大学は、合格させておきながら『君に教育はしないよ』と、宣言するのですね。

また、この話を読むと、
立命館大学は、生命科学部の学生は、「生命科学を学ぶ事が目的ではなく、単なる腰掛」の学生だと見ている、という事になるのですが。

だって、生命科学を学びたいから生命科学に来たんでしょう?
なら、転籍するわけがないでしょう?

それとも「立命館だったら、どこの駄目学部でもいい」って来たということなんですか?

まあ、学生自身は、安易な気持ちで来ているのかもしれませんが、「講義を行っている大学」自身が、それを認めるのは問題でしょう。


しかも、この記事、解説やコメントも振るってます。

>難易度も受験科目も違う学部への転籍が可能で、

>国内私学文系では最難関クラスの国際関係学部や生命科学部よりも難易度が高いとされる法学部への転籍も可能だった。

全員が「生命科学を学ぶより、国際関係や法学を学ぶ方が得だ」と考えているのでした。

いや、そもそも「生命科学を学ぼう」と考えているなら、法学部や国際関係学部へ行っても無駄なんですけど。

逆に、法学部や国際関係に進みたい人間が、生命科学を受験するっていう事もあまり考えられないんですけどね。

……偏差値や難易度だけでモノを考えている人が、大学だけでなく記者や批評家にもおおいという事が判る記事でした。

「学びたい物」と受験難易度はまったく違うのですけどねぇ。

結局、「日本の大学で学ぶ事は、実際には何の関係もない」っていいたんでしょうか?
この記事を書いた人々&立命館大学の皆さん。

-----
ちなみに

>入学定員は280人だったが、予測を大きく上回る414人が入学手続きをした。

> このため、同大学は定員超過率を1.4倍未満に抑えようと考え、1.39倍となる学生数389人に目標を設定。今月初め、25人の転籍希望者を募集した。

これで、転籍希望者は何人いたんでしょう?
414人全員が応募したとかだったら面白いんだけど。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
次の数字を打ち込んでください「3003」

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kusuriyasan.asablo.jp/blog/2008/04/14/3105364/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

_ 高校偏差値 - 2008年04月15日 20時42分39秒

高校偏差値について紹介しています。
この記事を多くの人に読んでもらいたい!!そう思ったら『人気ブログランキング』押してください