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「深夜は不便」に戻ればいい (コンビニ論)2009年07月29日 12時03分26秒

コンビニ1店の食品廃棄、1日12キロにも
7月29日3時23分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00001246-yom-bus_all

コンビニの話。

 相変わらず、もったいないだの、安く売ればいいじゃないかだの、多く作るのが悪いだの、自分達を棚に上げて「コンビニ批判」する人が多すぎる。

 はっきり言おう。
 これは加盟店のせいでも本部のせいでもない。
「消費者のせい」で発生しているのだ。

 見切り販売にしろ廃棄処分にしろ、売れ残りが発生する原因は「正規時間中に売りさばける量」以上の在庫を抱えているからだ。

 では、なぜ「正規時間中にさばける量」以上、店舗側は在庫を抱える必要があるのだろうか。
 これを「本部が押し付けてくるからだ」と本部のせいにする馬鹿もいるが、じゃあ本部はなぜ要請するのか。ここをきちんと考える必要がある。
 (ここでも「本部が得するためだよ」と根本理由を考えずに安易に本部批判に走る馬鹿は論外)

 それは、「棚に無い状態」を『客が許さない』からだ。

 コンビニが一番望まれている事は、スーパーと同じような多様な品揃えでもスーパーのような大量・低廉な商品を期待しているのでもない。
「必要になった時に存在している事」(常備による利便性)だ。

 だから「いつ来ても大丈夫なよう」に、在庫を多めに抱える必要がある。さばける量以上、ぎりぎりの数を常備しておく必要がある。

 結局、客が「常備性を望む」から「在庫切れを起こせない」>「過剰在庫を抱えないといけない」>期限切れ商品が発生する。
 という流れなのだ。

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 今の時代、この「正規販売以上の在庫を抱える」事自体が問題だと批判するのはいいだろう。

 じゃあ解決方法はというと、これは至極簡単。

「常備による利便性」の追求 が 根源である以上、
「常備による利便性」の放棄 で すべて解決する。

 つまり「コンビニエンス」(開いてて良かった、あってよかった)を客側が放棄すればいい。

 ところが、自分達は「常備による利便性」を放棄するのは嫌。
 それでいながら「過剰在庫はおかしい」と批判。
 自分達が「過剰在庫させている」のに「過剰在庫はおかしい」とお店・本部を批判。

 あげくには「自分達の都合のいい」ように「安く売ればいいじゃない」と、お門違いな意見を述べまくる。

 あまりにも消費者側が無知無能・馬鹿になりすぎているとは思わないだろうか。

 エコだなんだ綺麗事をいう人が多い。
 確かにエコは大事だろう。過剰在庫を抱える状況はおかしいだろう。

 ならば「開いてて良かった、あってよかった」を一部放棄すればいい。
 24時間営業でなく、「閉まっている時間。無い時間」を作ればいい。
「深夜は不便」の時代に戻ればいい。
「不便な時間を我慢」すればいい。

 ただ、それだけの話だ。

 何度も言うが、これはコンビニ側の問題ではない、使う消費者側の問題だ。

 それを認めないでコンビニ店をコンビニ本部を批判する。
 どこまで消費者は馬鹿になれば気が済むのだろう。
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