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それでも再稼動「賛成」が4割いるという事実 (九州電力問題-3) ― 2011年07月31日 11時46分32秒
さて「成りすまし」自体は許されない事、としての意見を書いてきたが、ここで最後に「再稼動問題」そのものについて一度冷静に考えてみることがある。
それは「実際の賛否はどの程度の割合なのか」ということだ。
今回の一件、記事をよく読むと非常に興味深いことが分かる。
記事では「賛成意見が286通、反対意見が163通」あり、そのうち「成りすましが判明したのは『141通』」だとされている。
つまり「成りすまし」を除いて、純粋な賛否比較をすると
総数:308通 賛成:145通 反対:163通
賛成:47.1% 反対:52.9%
という「賛否の差が殆ど無い」結果になるのだ。
まあこの場合、「判明しなかった『成りすまし』もある」と言い出す人もいると思う。
そこで、さらに「賛成145通」の中の2割程度「30通」が「成りすまし」だと仮定しよう。
そうすると結果は次のようになる。
総数:278通 賛成:115通 反対:163通
賛成:41.4% 反対:58.6%
実際、賛成派の「すべて」が「成りすまし」だなどという事はありえないだろうし、反対派自体、今回の説明会に対して原発反対派や一般人に向け「皆で反対表明をしよう」と働きかけているだろうから、この結果は、ある程度妥当な数字だと思う。
つまり、「成りすまし」をしなくても『40%前後』の人間は「再稼動やむ無し」という判断をしていることになるのだ。逆に言えば「反対派」は多数派とはいえ60%程度しかいない、というになるのだ。
更に言えば、ここには記されていない「どっちでもいい」派を加えれば、ほぼ「同比率」と考える事もできるだろう。
確かに多数決で言えば「反対派」が勝利するのかもしれない。
だが、6割程度、10人中6人しか反対していない状況で、これが「国民の一般的な意見」というのは甚だ問題があるのではないだろうか。
反対派も、今回の一件について単に「成りすまし」を問題にすることで良しとするのではなく、自らの立場が実は国民内部においてそれほど支持されていないことを、十分に認識する必要があるだろう。
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それにしてもこの一件、「成りすまし」が無くても「4割」は『再稼動賛成』なのだから、九州電力の行為はあまりにもお粗末な行為だったと言えるだろう。
それは「実際の賛否はどの程度の割合なのか」ということだ。
今回の一件、記事をよく読むと非常に興味深いことが分かる。
記事では「賛成意見が286通、反対意見が163通」あり、そのうち「成りすましが判明したのは『141通』」だとされている。
つまり「成りすまし」を除いて、純粋な賛否比較をすると
総数:308通 賛成:145通 反対:163通
賛成:47.1% 反対:52.9%
という「賛否の差が殆ど無い」結果になるのだ。
まあこの場合、「判明しなかった『成りすまし』もある」と言い出す人もいると思う。
そこで、さらに「賛成145通」の中の2割程度「30通」が「成りすまし」だと仮定しよう。
そうすると結果は次のようになる。
総数:278通 賛成:115通 反対:163通
賛成:41.4% 反対:58.6%
実際、賛成派の「すべて」が「成りすまし」だなどという事はありえないだろうし、反対派自体、今回の説明会に対して原発反対派や一般人に向け「皆で反対表明をしよう」と働きかけているだろうから、この結果は、ある程度妥当な数字だと思う。
つまり、「成りすまし」をしなくても『40%前後』の人間は「再稼動やむ無し」という判断をしていることになるのだ。逆に言えば「反対派」は多数派とはいえ60%程度しかいない、というになるのだ。
更に言えば、ここには記されていない「どっちでもいい」派を加えれば、ほぼ「同比率」と考える事もできるだろう。
確かに多数決で言えば「反対派」が勝利するのかもしれない。
だが、6割程度、10人中6人しか反対していない状況で、これが「国民の一般的な意見」というのは甚だ問題があるのではないだろうか。
反対派も、今回の一件について単に「成りすまし」を問題にすることで良しとするのではなく、自らの立場が実は国民内部においてそれほど支持されていないことを、十分に認識する必要があるだろう。
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それにしてもこの一件、「成りすまし」が無くても「4割」は『再稼動賛成』なのだから、九州電力の行為はあまりにもお粗末な行為だったと言えるだろう。
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