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どうして、感情だけでモノをいうのかな?2007年04月03日 03時23分18秒

自衛官が「人殺しの練習」=上田埼玉知事、式辞で発言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070402-00000113-jij-soci

これを、不祥事だとか、不適切な発言だという人が多いようですが、私からすれば当然のことを言っていると思います。

軍隊は「人殺しのための集団である」ということは否定できません。
と、いうよりこの事実を真正面から見据えることが「シビリアンコントロール」基本ではないのでしょうか?

どうも、今の日本人は、この手の「悪感情を与える言葉」に弱いようで、「感情」に訴える言葉を聞いただけで、ヒステリックに反応してしまうようです。
(最近の自分のブログコメントを見ても)

「冷静にモノを考える」 このことが、できなくなっていませんか?

しかし、今回の話で言えば、私が軍隊のありようとして、一番胸に刻んだ詩を思い出しました。

それは、与謝野晶子の「君死にたもうことなかれ」です。

ああおとうとよ 君を泣く 君死にたもうことなかれ
末に生まれし君なれば 親のなさけはまさりしも
親は刃(やいば)をにぎらせて
人を殺せとおしえしや 人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや

以下、略しますが、
この詩は、軍隊という矛盾、戦場の悲哀さを切々と詠っていると思います。

一度最後まで読んで、
「人殺しをするために」存在する軍と
「人殺しをさせるために」軍を存在させている私たちの業の深さを考えてみるべきだと思います。

…「言葉が過激だから」というだけで否定するのではなく。

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