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さて、とりあえず読んでみるか。2007年09月13日 15時14分36秒

政治がゆれている。

まず、安倍総理の「職を賭した」発言とその推移については、日経BPネットの
●田中秀征:安倍首相は、民意に対して「職を賭す」べき
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/shusei/070912_45th/
●田原総一朗:なぜ国会を投げ出したのか、安倍首相辞任の舞台裏
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070912_27th/
の二つの記事を読むとそれなりに見えてくるものがあるのでお奨め。


ただ、今後はやはり麻生幹事長の動きがポイントになってくると思う。

…ということで、本日、麻生太郎「とてつもない日本」(新潮新書)680円也 を購入。

まあ、麻生太郎氏がどのような人であるかは、一回これをきっちり読んでから考えることにしよう。
(というか、今まで読んでいなかったこと自体問題だったかもしれないけど)

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さてさて、それはともかく昨日から 『安倍総理から「麻生に裏切られた」と聞いた』という、「その筋」発言が出回っている。

この件については、簡単に「テレビの言うとおり」と信用するわけにはいかないだろう。
なぜなら、この発言が「麻生氏の信用度失墜」を狙った発言である可能性も無視できないからだ。

だから、この発言の真偽については極めて慎重に扱わないといけないと思う。
ところが何故かマスコミは「発言があった」と肯定するだけしか行っていない。
これは非常に危険なことではないだろうか?

「ソース元を明かすことはできない」というのは「情報源の秘匿」という報道としての基本原則だから当然なのだけど、この時期に「事実確認」ができていない報道を安易に行うのは、マスコミの「自らの報道に対する責任」を軽視しているように感じる。

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また、この発言報道を安易に信じる人が多く出そうな感じもする。

これは非常に危険なことだと思う。
自分が得た情報の真偽を「偉い人が言ったから」と安易に信じることは、「自ら思考する」という事からの逃避に繋がるからだ。
しかも、思考拒否に陥った場合、結果が悪いことになった時は、「あの人が嘘を言うからいけない」とい自らの行為責任まで投げ出すようになる。
最終的に、このような「無責任社会」に発展する可能性があるからだ。

「そのような事はない」と言う人がいるかもしれない。

しかし、かつて昭和初期において、そのように自らの思考を放棄し「多くの人が同じ意見だから」と安易に流れた結果、一つの主義主張のみを取り他の考え方を持たなず、最後には「全員で一丸となって」戦争に突入したという事実がある。

今、似たような道を歩んでいないだろうか?
私は少し恐怖を感じている。
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偉そうなことをたかだか30後半の一般人が述べるのもどうかとは思うが、それぞれが「自分の意見」を正面から述べる必要が今あると思っている。

「自分には関係ない」と考える人がいるかもしれないが、本来、国民主権である以上、自分たちが声を出すことこそが必要だと思う。

「自民党は腐っている」という人もいるけれど、
「自民党」を腐らせたのは、間違いなく有権者そのものだ。

…自分たちには関係ない、と腐っていくのを黙ってみていたのは、他でもない有権者なのだから。

実は、この腐り方は民主党が第1党になっても同じことを繰り返すおそれがあると私は思っている。
民主党は「2大政党制になれば、腐ることは無い」などと安易に言っているが、投票する有権者が考えることを放り投げているのだから、結局、両方腐って終わり。
最悪のシナリオがじっと口を開けて待っているように感じられる。

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…ホントは、王とは何か?などなど考えられる「秋篠宮問題」の方のコメント返しの方が楽しいんだけどねぇ。

とりあえず「考えてから受け入れる」のと「考えもせずに受け入れる」のでは天と地の差があるから、今の政治の動きについて一回考えてみないと自分が納得できないから。

……いやだなぁ、こんな難儀な性格。

別に誰かにとって得な話でもないのに。
つーか、自分にとっては何の得にもならない。

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ああ、それにしても長文をうまく書くことができない。
文体も今ひとつ統一できていないし。
自分の文才の無さが嫌になるなぁ。

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