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やられたな…小沢2007年11月03日 06時51分31秒

小沢代表いまだに大局視点が弱い…。


福田首相が党首会談で連立参加を打診、民主は拒否決定
11月3日3時4分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071102-00000013-yom-pol


こんなものは拒否されるのが当たり前で、「成功する」なんて思っていた人は皆無でしょう。

ただし、私から見て大きなポイントは小沢代表が即答せずに「持って帰った」ことにあります。しかも党内協議から会見まで2時間。

これは、見る人から見れば、「状況に応じてはアリかも?」と小沢代表自身は”考えた”と言う風に判断します。
(実際、そうだろうけど)

今後、密室協議であったため、これから小沢代表がいくら弁明しようが、「連立を求めた」>「即時回答しなかった」という事実”だけ”が残ります。

これで「揺れます」民主党は。

小沢代表、しっかり嵌められたな。

何と言い訳しようと、「一回持って帰った」時点でアウト。
これは、失態でしたね。

たとえば、落し物の財布だって、
いくら「届けるつもりだった」と言おうと、一回、家に持って帰ったら「実はネコババするつもりだったんじゃないの?」と思われても仕方がない。

今回の流れは、ほとんどこれと同じ。
どれだけ弁明しようと一回生まれた疑念は晴れない。

どれだけ言葉を尽くそうが、小沢代表に全幅の信頼がない以上、この「裏取引」がある以上、今後も「何か見えないところで裏取引があるんじゃないか?」
という不信感が漂い始めます。

民主党内においては、底流に大きな揺れが始まるでしょう。
(表面上、何も見えなくても)


じゃあ、自民党内ではどうなのか?と言われれば、こちらはほぼ大勢に影響なし。
政治オンチのチルドレン達はともかく、小沢代表を良く知る中堅どころ以上の政治家達は、今回の仕掛けを「本気で連立を考えていた」と考える人は、まずいないだろうから。
「小沢代表の考えに探りを入れた」程度にしかみないでしょう。

…しかも「持ち帰った」ということで、自民党内部でも小沢代表が相変わらず底が浅いことがはっきりバレタ。

自民党としては、いい白星取った感じですね。

まあ、町村官房長官あたりは、残念コメントを出さないといけないけど、これはこれで立場上しかたないかな。

後は、土日の番組で「連立拒否とは、民主党は事態を把握しているのか?」等、TV受けするそこそこの議員が、攻撃手段としてちょっと使えば文句なし。

流れとしては、この流れでしょうね。


…にしても、何で黙って持って帰っちゃうかなぁ…。
安倍元総理の時に、断固反対した密室協議にも簡単に乗っかっちゃうし。

やっぱり、小沢代表は「大局」が見えていない、政局のみの政治家だったか。

コメント

_ (未記入) ― 2009年03月25日 13時27分24秒

小沢党首が説明する、今回の本人の裏献金に関する考え方の説明を聞いて、
①;上に立つ者として、直接の部下の行動に関しての責任を取ろうとしない人
②;証拠がなければ、責任を取る必要がないと考える人
これでは、日本の政治を変えるという本人の理念が正しいものであるとは到底受け止められない。また、本人がこの度のことを説明すればするほど、現行法に基づいた行為に違法性はないとする言動は、その逆では、違法性に抵触しなければ、何をやってもかまわないという姿勢を明確に証明しことになることを承知しての言動と解釈されることを、認識する必要がある。多額の金銭の詳細を承知していないと、言動すればするほど、承知していたことを証明していることを認識しているのであろうか。このようでは、次期を任せるわけには到底できない、このことを全国に発信したい。

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_ 王様の耳はロバの耳 - 2007年11月03日 09時59分14秒

福田首相が連立打診、民主は拒否=新テロ法・恒久法を協議−2度目の党首会談 (時事通信) - goo ニュース

昨日午後2度目の党首会談がありました。
報道によればその席で福田首相より民主党の小沢代表に対し:
その1:自公と民主党の連立政権協議の申し入れ
その2:「新テロ特措法」の成立に協力を求めた。
{/kaeru_shock1/}
これに対し小沢氏は:
その1の連立協議については党に持ち帰って検討。
その2の「新テロ特措法」は自衛隊の随時海外派遣を可能にする「恒久法」の制定(に自民が協力する事を)を条件に協力する考えを示した。
{/kaeru_shock1/}
ここまでは爺も昨日のニュースで知っていた。夜は早く寝るのでこれ以降の進展は知らない。
今朝6時前後のTVニュースを見ると
民主党の臨時役員会は
連立協議には応じない
「新テロ特措法」に賛成できない
と決まった様で小沢氏が憮然とした顔で記者会見に臨み役員会の決定を伝え福田総理に断りの電話を入れたと話す場面が写った。
{/hiyo_shock1/}
その後漏れてくる話や新聞の論評を見ると:
役員会では連立協議については「その場で拒否せず、何で党に持ち帰ったのか?」の声があり、いやいや「小沢氏は連立協議をするべく党内を説得する」と言って持ち帰ったとの話もある。
{/kaeru_shock2/}
自衛隊「恒久法」については、憲法の制約より国連の決議が優先する考えであるから民主党役員の意見を聞かなくても、爺でも一寸どうかなーと考えてしまう。
{/buta/}
あれやこれやで民主党内における小沢氏の立場は責任問題になるとの記事が有った。
{/hiyoko_cloud/}
今日明日のTV特番はこの話で持ちきりであろう。
福田首相の訪米を前に「新テロ特措法」の話し合いによる解決のめどが無くなった。
小沢氏が側近を連れて又民主党を出てゆくのか? 何とか年内に衆議院の解散を迫るのか? 政局は一気に流動化するとはマスコミ氏の大方の意見のようである。
注目しましょう。
{/usagi/}

時事通信社:
福田康夫首相(自民党総裁)と小沢一郎民主党代表は2日午後3時から休憩を挟み、国会内で約2時間10分、党首会談を行った。首相は、衆参ねじれの下で国会運営が行き詰まっている現状を打開するため、連立政権協議を打診。小沢氏は持ちかえった

_ 俳句と囲碁とさぼてんと - 2007年11月03日 21時33分03秒

大連立という言葉が新聞紙面で面白おかしく踊っていたが、まさか時の最高権力者の口から本当に出てこようとは思ってもいなかった。

福田首相、民主党に連立政権を打診(産経新聞)

『福田康夫首相(自民党総裁)は2日午後、国会内で民主党の小沢一郎代表と2回目の...

_ しっとう?岩田亜矢那 - 2007年11月03日 22時44分01秒

まあ、そらそうやわな〜
でもこの打診を小沢がその場で即座に門前払いしないで
党内に持ち帰る
即ち、小沢自身は色気アリアリな事が露呈してしまった。

これは、民主党にとっては大きな痛手
「な〜んや、あんな偉そうな事を言ってても所詮同じ穴のムジナ」
と筆者が先程書いたような事を、国民の多くが感じたに違いない。

これは、そう遠くない解散総選挙の時
無党派層の深層心理に深く居座り
その投票行動に大きく影響を与えそう。

そ、そうか!これが福田首相の作戦か?!
最初から、「民主党が乗ってくる訳ない」と知りながら
いや小沢なんか大嫌いで「もし、私なんかで良かったら、ポッ」
と連立OKされたらどうしよう〜
と冷や冷やものだったかも知れない。

与党病に冒されて、まんまと福田にしてやられた民主・小沢代表。
らしくない・・・
そんな思慮深ささえ失わせてしまう程、
与党とは良いものなのか?

_ どこへ行く、日本。(福田は国民羊化計画と構造改革(=政財癒着推進→格差拡大)をやめられるのか) - 2007年11月03日 23時39分24秒

福田首相は大方の予想通り大連立を打診していた。でもなぜ小沢民主は門前払いせずに協議に乗ったのか?のエントリーで書いたように、小沢氏は
>連立とか再編とかいった政局に関わる話を持ちかけられて門前払いを食らわすはずが絶対にない。

なぜかというと、民主党の党首を引

_ For myself - 2007年11月04日 01時54分03秒

福田首相と民主党の小沢代表は2日午後、2度目の党首会談を行い、首相は連立政権樹立

_ ZAWA talk - 2007年11月04日 14時02分40秒

福田康夫首相(自民党総裁)は2日、民主党の小沢一郎代表と2回目の党首会談を国会内で開き、連立政権への民主党の参加を打診した。小沢氏は「党内で協議する」と回答を保留したが、民主党は役員会で拒否する方針を確認した。インド洋での海上自衛隊の給油活動再開に向けた新..
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