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だから「勝てない」と言っているんだが2008年01月11日 22時21分29秒

小沢代表、再可決前に退席=「常識ない」、民主内からも批判
1月11日19時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080111-00000145-jij-pol


「選挙」は見るが「国策」は見ない。

判りやすすぎる行動です。


……だから、駄目なんだ。

ここでは「周囲の目」もある以上、まずは「国会優先」という態度を示すべきだった。

別に『負け戦でも参加することに意味がある』などと、奇麗事は言わない。
確かに「出ても無駄」だということも理解できる。

でも、
「だから途中で退席しても構わない」というのは意味が違う。

「政治的理念から退席し、棄権した」というならまだ判る。
しかし、小沢が退席した理由は「応援演説(街頭演説)があるから」というのはどうだろう?

それは、『国策審議よりも、選挙で勝つ事が優先』と言ってしまったという事だ。

しかも、
>民主党の鳩山由紀夫幹事長は記者会見で「(投票も選挙応援も)両方とも公務で、選挙の方を選ばれたということ」とかばった。

ということだが、
つまり、これは小沢代表だけの話ではなく、小沢代表率いる民主党は、党として「国会審議より選挙応援の方が重要」と考えているという事になる。

鳩山も、言っている『意味』を、本当に理解しているのか?

民主党は、『どうせ負けるんだから国会より選挙が大事だ』、と公式に宣言したということだぞ。

だから、小沢代表は「選挙には強いが、政治家としては2流」と考えるし、民主党は「二流以下・責任政党たる能力なし」と私はいいます。


さて、妄信的(狂信的)な人は、この行為と、党としての発言をどうやって正当化するのでしょう。

-----
……せめて、「どうせ勝てないが、反対の意思を表明するために、棄権するが、国会内(党内)で議決が終わるまで黙って待っていた」ならば、格好がついたのだがなぁ。

誰か、「政治屋としての行動」だけじゃなくて、「政治家としての行動」を小沢代表にちゃんと教えなよ。

コメント

_ Tao ― 2008年01月12日 10時50分59秒

国民の多くは、小沢、鳩山などの個人に期待を寄せているものではないし、民主党の能力を信じているものでもない。腐敗しきった現体制からの脱却を願っているだけ。現体制からの脱却後に待っている混乱のほうがまだましだと思っているだけ。自民党が喜ぶような意見を述べる事に違和感を感じる。

_ TAKE(管理人) ― 2008年01月12日 17時58分21秒

Taoさんコメントありがとうございます。

ただ、一般の人が「現体制からの脱却を待っている」というのは良い事だと思いますが、「その後混乱して悪くなろうと構わない」と考えているとは、私は考えません。

混乱してもよりよくなるだろう。と期待しているのだと思います。

しかしながら、冷静に現状を分析すれば、「今の民主党では、より良くなる可能性は極めて低い。むしろ悪化し余計に不幸を招きかねない」と、理解できると思います。

これを、「そんなことはない」といわれる人は、おそらく事実を事実としてみないで、願望を押し付けているだけの人でしょう。
実際、多くの人がそのように、「相手(民主党)を理解して求めている」のではなく、「民主党に勝手な願望を押し付けている」だけだと考えます。

これは、実際、歴史を紐解けば「戦前の日本人」の多くが、やっていたことです。
そして彼らは戦後「私達も騙されていた被害者だ」と、自分達が無知であり勝手に願望を押し付けていた責任から逃げていました。
今、同じ事を繰り返そうとしているようにしか私には見えません。

また、
>自民党が喜ぶような意見を述べる事に違和感を感じる。
「自民党が喜ぶような意見だから」、「過ちを過ちとして指摘すること(意見を述べること)」に違和感を感じるという考え方は、問題ではないでしょうか?

「過ち」を「過ち」と認め、修正・訂正する。
これが、本当にあるべき姿なのではないでしょうか。

「過ちがばれると不利になる」から、そのような意見を述べることはおかしい。

それが、今までTaoさんが言われている「腐敗構造」や「偽装」の原因の一つではないのでしょうか。

「間違った」という事を「罪」として責めることには意味がないと思います。
ですが、「間違い」を「間違い」として認め修正する事は、一番大切な事だと思います。

それが、できていないから「今の民主党では駄目だ」と言っているのです。

_ Tao ― 2008年01月12日 20時42分17秒

①私の云った“その後の混乱の方がまだ増しだと思っている”の意は“その後起こる直近の混乱は覚悟の上で、以後の適正化を期待している”という事です。言葉足らずですみません。②違和感について・・・昨日の小沢氏の行動に対するマスコミを含めての多くの論調は批判的でり、意図的とさえ思われるほどです。常々、自分の意見を持たない有権者が一部の体制派に洗脳されるのが怖いと思っていますので、ウェブログの表現には、その影響力に注意を払っていきたいと考えています。

_ TAKE(管理人) ― 2008年01月16日 20時35分15秒

コメントありがとうございます。
確かにマスコミが偏向していることは事実だと思います。
ですが、そのようなマスコミを慮って、自分の意見を言わなくなる。それも「ネットにおける自由な発言」という観点からすれば問題だと思います。
「感情論でモノを言う人」は論外としても、理屈がある程度しっかりしている段階において、その理屈にしたがって自己の良心と見識に基づいて意見を述べる事は大切だと思います。

そこで、今回の自分の記事を読み直して考えて見ますと、この発言が的外れな意見だとは到底思えません。
(実際、今日追加した新記事も同じです)
「信じたい気持ち」は判りますが、今回の行動を冷静に見れば見るほど『政権担当能力(責任能力)』そのものが「まったくない」としか私には思えません。
「今」この程度の事しかできない政党が「政権を取った」としても、「きちんと成長して」立派な政党になると予測することもできません。

これが、私の基本見解です。

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