この記事を多くの人に読んでもらいたい!!そう思ったら『人気ブログランキング』押してください

「言葉が悪い」」から辞任なのか、「批判したから」辞任なのか?2008年09月28日 16時52分26秒

日教組批判は「確信犯」=辞任会見で自画自賛-中山氏
9月28日12時56分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000042-jij-soci

前回の続き。

どうして辞任してしまうのか、どうして辞任に追い込むことが正しいといえるのか。

 日教組問題については「日教組が『日本人のための教育を行う』というところから大きく外れた」、自己の権利のみを追求しかつ偏向した教育を行っていた事は事実だと思う。
 その行為を批判した大臣が職を辞さなければいけない。
 これが正しい事だといえるのだろうか?
 すでに、政治家が「自己の信念を持って政治活動をすること」を禁じているのが今の日本という国の本質なのだろうか。

 これで、どうやって「政治」を行う事ができるのだろうか?

 日本は、国民全員が「政治」とは何かをもう一度見直すべきだと思う。


 なお、学習能力の低下が「日教組だけの問題ではない」という人がいても、それはよいとは思う。
 ただ、「日教組だけの所為」ではなくても「日教組が正しく教育をしなかった」事は、「衰退した原因の一部」であることは疑いようが無いだろう。

「自分以外の人の責任もあるから、自分が責められる筋合いは無い」
このような考え方は、教育者として間違っているだろう。

 少なくとも、
「自分以外の人の責任もあるが、自分が加担してしまった責任は負わなくてはいけない」

 これが、教育者として(大人として)大切な考え方だと思う。

 そのあたり、日教組の人は動考えているのだろうか?

----
 なお、今回の中山発言は確かに「言葉遣い」が悪い事は否定できないと思う。だが、それでも「辞任しなければならないほど」の悪い事ではなかったと思う。

「言葉遣いが悪いから」辞任しなければならない。
という短絡的な考え方なら、それは過激な表現はすべて「規制対象」という事に繋がるだろう。

 「表現の規制」という意味で考えた場合、今回の周囲の行為はあまりにも問題があるといえる。

 確かに「表現」する時は、他人に配慮するべきものだろう。
 また、他人を害すればある程度批判されるべきものだろう。
 たが、「表現する事自体」が許されないとすれば、それは「言論弾圧」に過ぎない。
 今回の問題は、あまりにも「言論統制」が過ぎる状態だと思う。

コメント

_ くすりやさんの患者さん ― 2008年10月10日 16時53分25秒

全く同感です!
民主党といえば、頭の悪い小学生みたいにバカの一つ覚えで「任命責任!」ばっかり繰り返しますが、そもそも国民の代表として選挙された国会議員が発言した内容は、国民が判断すればよいことで、選挙で問われるのが民主主義ではないでしょうか?
指摘し議論の俎上に載せるることはいいとして、一緒になって調子に乗ってる、あまりにも幼稚化しスポーツ新聞(ヨタ週刊誌)化した日本のジャーナリズムにも大いに問題があると思います。なんか新聞もバラエティ化しちゃって、ウケを狙う必要あるのか?って気がします。

小学生の学級会か?!民主党!

それに「大臣の任命責任で内閣総理大臣の責任追及」っていいますが、
内閣の助言と承認により、国会の指名に基づいて任命したのは天皇だし。大臣の任命にだって認証しちゃってます。
その責任は内閣が負うと明文されていますが、逆に言えば、過失はあるんですか、っていうことで。・・・ちょっと苦しいですけど、要するに任命責任なんて言い出したら切りがないんじゃないかなって思うんです。

総理大臣も「うるさい!国務大臣の任免は僕の特権だい!文句があるならお前が総理になってみろ!」っていったらいいんじゃないでしょうか?
「大臣としての資質を問う」って言うのも、民間人なら別ですが選挙された国会議員に対して言うなら逆に問題発言なのではないでしょうか?国民を馬鹿にしている(バカなんですけど)発言だー!って反論が出てもいいと思うのですがどうなんでしょう?

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
次の数字を打ち込んでください「3003」

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kusuriyasan.asablo.jp/blog/2008/09/28/3787147/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

この記事を多くの人に読んでもらいたい!!そう思ったら『人気ブログランキング』押してください