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麻生総理会見を見ながら2008年09月24日 18時48分52秒

引き続き、第2報。

うわ、やる気だ。麻生総理。

「官僚を使いこなす事」と「敵対宣言」でなくはっきりとこう言い切る。

そのままの質問にも答えている姿を見ているのがだ、
本当に「自分の言葉だけ」で話しきる男だなぁ、この総理は。


ちなみに、麻生総理については世界中で「ナショナリスト」という評価が一般的だ。

麻生新総裁は「ナショナリスト」で一致 仏メディア反響
9月23日18時53分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080923-00000921-san-int

これをどう見るか?

 「よくない事」とか「世界から信頼されない」とか言う人がいるだろう。
だが、その考え方は非常に浅はかだといおう。

 逆に「ナショナリスト」という事でぶれない国際観が、世界中から高い信頼を得られる。これが本当の事だ。
 なぜなら『ぶれない国際観』、これこそが世界中で信頼を得るポイントだからだ。

 前にも書いたが、国際感覚においては、相手の言う事をそのまま信頼する人はいない。相手の発言だけでなく、相手の思考パターンや状況を見て『相手の本筋』を読みそこから相手の真意を把握する。
 それが交渉であり国際協調の基本だ。

 その考え方からすれば、麻生総理は終始一貫した理念を述べているので、『根底として』の考え方がわかりやすい。
 そのため、表向きの発言ではなく「真意」を予測して対応する事がしやすい。これは国際関係においては非常に有効なポイントで、おそらく『好き・嫌い』はともかく世界的に「受け入れやすい」総理と言えるだろう。

また、ナショナリストである事を嫌う人がいるかもしれないが、
そもそも、総理(一国の宰相・トップ)がナショナリストでない国家の方がおかしい。

総理とは「国家を代表するもの」だ。
その総理が「自国や自国民の幸福を第一に考えられない」。そのような国家の方が世界的に『理解できない』だろう。

確かに「世界平和」・「世界協調」は必要な話だ。
だが、「自国民を犠牲にした世界協調」などと言うものは、本来、存在しない。「自国民よりも世界平和が大切」などと言う人は、「自国民を守る」総理になってはいけない。

それが世界の摂理といえるだろう。

今、世界の多くの国が、
「判り易い」が「対応に難しい」(手ごわい)総理、「今まで見たいにその場しのぎの謝罪外交をしない総理」と見ている。

これは、日本という国が「国際的な信頼」を取り戻す最大のチャンスだといえるだろう。

発言に一部問題はあるが、だからといって罷免する必要はあるか?2008年09月27日 00時08分01秒

野党、中山国交相の罷免を要求
9月26日20時54分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000586-san-pol

まあ、失言は多少痛いと思う。
が、的を射ている発言もある。

そもそも、この程度の問題発言で罷免される必要があるのだろうか?

「問題発言をするから大臣に相応しくない」
なら、小沢も管も鳩山も全員大臣になど相応しくないだろう。

小さな事を元に揚げ足取りをして政権打倒。
すごい小さな話だと思う。

政策を競って「自民党より良い政策だ、だから我が党が政権与党となるべきだ」なら判る。
が、「問題発言をするような政府だ、だから我が党が政権を担うべきだ」というのは論外。

どうして、この程度の「小さな政局争い」で天下を取ろうと考えているのか?
民主党には深く猛省していただきたいと思う。

その程度で、天下が転がってくるような政党。
そんなレベルの考え方には付いていけないよ。

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さて、一方の問題発言のほう。

 確かに「単一民族」っていうのはどうかと思うよ?
 そもそも「民族って何」っていう定義の方もいい加減というか、正確に理解している人の方が少数派だろうけど。

 アイヌだけの問題でなく「琉球の民」もいるし、本土だけで言ったって、大きく分ければ、薩摩隼人・大和・蝦夷などに分かれるし、さらにはアマツカミ系とクニツカミ系で、本来、宗教や伝承・社会組織構造自体がもっと細分化されるはず。(今ではほとんど一体化されているから区別は無いけど、歴史を紐解けば、本来分化していきます。)


///民族(みんぞく)とは一定の文化的特徴を基準として他と区別される共同体をいう。土地、血縁関係、言語の共有(国語)や、宗教、伝承、社会組織などがその基準となる。。

民族 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 200/09/27 0:22 現在


 だから、うっかりといえばうっかりだけど「総合的に、歴史上大体日本人と分類される」という観点から言えば、微妙じゃないかな?

 とは言っても、最低「琉球の民」と「アイヌ民族」「大和民族」と3つには分けてもいいかと思うけど。

 という意味で、うっかりというかバカらしい発言だったとは思う。

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で、次にとりあげる失言は成田問題。

……て、これも失言だけど「単なる失言」というわけでもないでしょ?

 色々考える人はいるかもしれないけど、成田が発展しなかった理由は「反対派」にあるのは歴然とした事実。

 確かに国家の側にも「強行した」とか「地元民の意見を全く無視した」とか手法が「上から目線」だけの偉そうな方法だった事には色々問題はあるけれど、元々「今まで在った土地に空港を作る」だから「住民(所有者)には出て行け」。「個人の利益より国家の利益(不特定多数の利益)」という視点で空港は作られる以上、どこまで言っても軋轢を産むのは必死。

解決策なんて「代替物による等価利益の供給」以外にありえない。
……まあ「成田を潰して元に戻す」という解決策もあるけど。
それは無理だし。

 今でも反対している人は、実際、成田を潰してどうしたいのでしょう?すべて羽田に戻すのだろうか?
 で、「羽田なら成田から遠いからどれだけ騒音被害が出ても構わない」とでもいいますか、「自分達と関係ないから」と。

……なんか「ふざけてるのか?」としか言えないのはなぜだろう?

 結局、「メインとなる国際空港は関東には必要」という軸は崩せず、どこかに設立・拡張しなければ話にならない。
 この前提は崩せない以上、その視点に立ったとき、今反対している人たちの目的は何なんでしょう?
 「空港の発展」を阻害する事によって、彼らは何を得たいのでしょう?
 この辺がよく判りません。

 厳しい言い方をすれば、「反対のための反対」「国家に反対する事に意味がある」となっているのではないだろうか?

 確かに、発言自体は多少「いきすぎ」だとは思えるが、少なくとも反対派側が「意味の無い反対」・「発展性の無い反対」をしているだけというのは事実だと思うな。

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で、最後の日教組発言。

……これはどうでもいいや。
 確かに因果関係は無い話を繋げているところは「こじつけ」に過ぎないから、そこは批判されても仕方がないとは思う。

 だけど、 日教組がバカな方向に教育していて、「日本国民を『日本国民として誇りが持てるように』教育していない」のは事実だし、「教育者としてベストを尽くしている」とは思えないのは事実だから。

 それはそれで、日教組自体無能の集まりというか愚者の集まりだとは思うけどね。

 まあでも、この節の最初に書いたとおり、繋がらない事をつなげて言っちゃった事は、やっぱり批判されても仕方がないと思う。
 それでも、批判されるのは「繋がらない意見を言った」事であって、「日教組がどうしようもない」という事は批判しちゃ駄目だけどね。
 それは『事実』だから。

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で、各論述べたところで元に戻るが、何でもかんでも小さなミスをあげつらって罷免要求する程度の野党。それに対応する与党。

日本というのはどれだけ小さな国になるのだろうね?

……ていうか、自分達が過去に大臣や党の幹部をやっていた時代に起こした問題を元に考えれば、今更、政権担当する資格など無いはずだよね、その論理だと。、
 「一度、適当に謝罪したから禊が済んだ」などとふざけた事は言わないよね、これだけ揚げ足を取るのならば。

それとも「自分達は特別・自分達は野党だから許されるのだ」などと、ボケた事を言うつもりじゃないよね?

「言葉が悪い」」から辞任なのか、「批判したから」辞任なのか?2008年09月28日 16時52分26秒

日教組批判は「確信犯」=辞任会見で自画自賛-中山氏
9月28日12時56分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000042-jij-soci

前回の続き。

どうして辞任してしまうのか、どうして辞任に追い込むことが正しいといえるのか。

 日教組問題については「日教組が『日本人のための教育を行う』というところから大きく外れた」、自己の権利のみを追求しかつ偏向した教育を行っていた事は事実だと思う。
 その行為を批判した大臣が職を辞さなければいけない。
 これが正しい事だといえるのだろうか?
 すでに、政治家が「自己の信念を持って政治活動をすること」を禁じているのが今の日本という国の本質なのだろうか。

 これで、どうやって「政治」を行う事ができるのだろうか?

 日本は、国民全員が「政治」とは何かをもう一度見直すべきだと思う。


 なお、学習能力の低下が「日教組だけの問題ではない」という人がいても、それはよいとは思う。
 ただ、「日教組だけの所為」ではなくても「日教組が正しく教育をしなかった」事は、「衰退した原因の一部」であることは疑いようが無いだろう。

「自分以外の人の責任もあるから、自分が責められる筋合いは無い」
このような考え方は、教育者として間違っているだろう。

 少なくとも、
「自分以外の人の責任もあるが、自分が加担してしまった責任は負わなくてはいけない」

 これが、教育者として(大人として)大切な考え方だと思う。

 そのあたり、日教組の人は動考えているのだろうか?

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 なお、今回の中山発言は確かに「言葉遣い」が悪い事は否定できないと思う。だが、それでも「辞任しなければならないほど」の悪い事ではなかったと思う。

「言葉遣いが悪いから」辞任しなければならない。
という短絡的な考え方なら、それは過激な表現はすべて「規制対象」という事に繋がるだろう。

 「表現の規制」という意味で考えた場合、今回の周囲の行為はあまりにも問題があるといえる。

 確かに「表現」する時は、他人に配慮するべきものだろう。
 また、他人を害すればある程度批判されるべきものだろう。
 たが、「表現する事自体」が許されないとすれば、それは「言論弾圧」に過ぎない。
 今回の問題は、あまりにも「言論統制」が過ぎる状態だと思う。

相手の質問には答えず、自分の主張だけをする2008年09月29日 22時48分06秒

それが政党として正しい対応なのだろうか?

首相所信表明、対決姿勢に野党一斉反発
9月29日21時6分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080929-00000045-yom-pol


 まあ、麻生首相が相変わらず過激な攻撃姿勢で所信表明してしまったのはともかく、自分達が質問した時は「すぐに正当な回答をしろ」と騒ぎ立てるのに、相手から投げかけられた質問には全く無視しようとするのはどうだろうか?
 少なくとも、相手に回答を求めるのであれば、自らも質問に回答する義務を負う。
 それが討論の基本であり、議論の最低限のルールとなる。
 それを無視するようでは「民主政治」・「議会政治」を行う事は難しいだろう。 馬鹿にしたような発言自体は批判してもいいが、回答しないのは最大の失策となる。その事を理解しているのだろうか?


--- 「補正予算案の賛否は本来、予算委員会での審議を通じて答える話だ」と指摘した。民主党は、10月1日の衆院での代表質問に小沢代表と鳩山氏が立つ予定だが、小沢氏は首相の逆質問に基本的に回答せず、次期衆院選の政権公約(マニフェスト)を公表することを検討している。----

うん、なら補正予算の審議は「きちんと行う」つもりはあるわけだよね?
「審議を通じて答える」気があると明言した以上。なら、それはOK。
で、それ以外には「答える気がない」
というのはどうよ?
 まあ、「代表質問の時」が適切ではない。というなら、他の時でも回答するならよいと思うが。
 裏づけの無い自分のマニュフェストだけを適当に述べるだけで、相手の質問には回答しない。
 それでは政権担当能力が無いと思われても仕方ないと思うぞ。

 このあたり、民主党の「政治」に対する考え方ができてないと思うのだがな。

 どうして誰も「受けて立ってやる!!」という人がいないのか?
 おべんちゃら腰ぎんちゃく集団はどうでもいいから、少なくとも前原さんや野田さんは「ぜひ、答えてやろうじゃないか!!」ぐらいは言えないと駄目だろう。 その一言が言えないから、「情けないだがな。

----社民党の福島党首は「国民と少数野党が(首相の)眼中にない」と反発した。国民新党の亀井久興幹事長も「前代未聞だ。衆院選の選挙演説に聞こえた。もうちょっと冷静に考えてほしい」と記者団に述べた。---

この辺、社民党はもう少し考えて欲しいと思う。
 国民が眼中にないのではなくて、意味の無い存在と化している少数野党・形骸化した社民党が相手にされていないだけだ。

 今の社民党には理念・政策等しっかりしたものは何もない。
 昔の社会党シンパの一部がぶら下がっているだけで、国民の大体数からも見放された政党に過ぎないという事実をもう少し見据えるべきだろう。
「自分達はマイノリティだ」という自覚をもう少し持って活動すべきじゃないのか?

 確かに、少数意見も大切である事に変わりは無いが、少数意見が多数意見と「等価値」という事はありえない。
 そんな単純な事すらもはや理解できなくなっているのだろうか?
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