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自国の国旗・国歌を尊重できない者は国際的に信用されない2008年11月18日 15時31分57秒

<国歌>斉唱時は「起立、国として指導」…塩谷文科相が強調
11月18日12時40分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081118-00000046-mai-pol


当たり前すぎる事を発言しただけ。
これが問題となるのであれば、日本は「国家として」信用されなくなるだろうし、また日本国民は「非常識な人間の集団」と国際社会で認識されてしまうだろう。

 たとえそれがいかに気に入らない国であっても、原則として「他国の国旗・国歌は尊重する」という事は、国際社会での基本常識だ。では、もしここで「自国の国旗・国歌すら尊重しない」集団がいたとしたら、他の集団から見れば、どのように取られるだろうか?

 「自国の国旗・国歌は尊重しないけど、わが国の国旗・国歌は尊重してもらっている」 そんな風に考えるだろうか?

 ちょっと考えれば、こんな非常識な考え方は成り立たないのが理解できるだろう。(日本の『お馬鹿な識者』は成り立つと考えるのだろうが)

 「自国の国旗・国歌すら尊重できない国民が、他国の国旗・国歌を尊重する事などありえない」 そう考えるのが、一般的な思考としては妥当だろう。

 では、これを教育現場に持ち込むことはどうであろうか?

 これを否定する教育者は「私的な教育者」としてはアリかもしれないが、「公的な教育者」としては否定は許されないと考えるべきである。

 そもそも義務教育と言うものは、単純に言えば「日本国民として生活する上で最低限の必要な知識を習得させること」を指す。
 ここで大事な事は「日本国民として」という部分だろう。

 日本国民として、国際社会でも通用するように教育するのであれば、それは単に「国際共通語(いわゆる英語)」を話せるように教育するのではなく、「国際社会での一般的な常識」を身につける教育をする事にある。

 ならば、国旗・国歌問題で言えば「国際社会において、他国の国旗・国歌を尊重する事は最低限の礼儀」であり、翻れば『自国の国旗・国歌を尊重をすること』というのは「当然の前提」であり、当然、義務教育において身に付けなければならない事だ。

したがって
>「国歌斉唱時に起立するのは国際的にも常識。それが理解されていないのなら、国として何らかの指導をする必要がある」と述べた。

塩谷文科相の発言は正しく、これを否定する事はそもそも「国際社会での最低限の常識」を無視する人だといえるだろう。

>新学習指導要領では、起立についての規定はなく、波紋を呼びそうだ。

との事だが、本当に波紋を呼ぶような人がいれば、私はその人の「人間として」の常識を疑ってしまうしかないだろう。

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なお
「日の丸は国旗ではなく、君が代は国歌ではない」
という人がいるが、

国家の移り変わりにより、国旗・国歌が代わることはありえると思う。
なので「気に入った旗・歌」にするために、国旗・国歌改正運動を行う事は否定しない。

だが、現状において
日本国の「国旗」は日の丸であり、「国歌」は君が代である。
これは、国際社会において認知されている事であり、また法律においても規定されている(国旗国歌法)。

したがって、紛れもなく「日の丸」が国旗であり「君が代」が国歌であるという事実は揺らがない。

反対論者に正しく理解してもらいたいのは、
『嫌だから改正したい』という事と『嫌だから(国際的に認められていても)私は認めない』という事はまったく違う事であり、
『嫌だから認めない』というのは内心の自由として許されるとしても、
『他の人が認めることも許さない』という主張は社会常識として許されない。

という事を理解するべきだと思う。

また、『認めない』という内心の自由は許されたとしても、だから『侮蔑行為をしても構わない』という表現の自由については許されないという事も理解するべきだろう。

更に言えば、『自分が認めないから教育しない』というのも、『私的な教育者』としてはアリかもしれないが『公教育者』の立場にありながら、「自分の教えたい事だけを教える自由が、私達教師にはある」などと考える教師は、その時点で『公教育者』としての基本的な考え方が狂っている人であり、失格だと言い切って構わないと思う。

そのように教育したいのであれば、『公教育』の場から立ち去り、『私的教育』の場で行って欲しい。

『公教育』は、そんな教師の「遊び場」ではないのですから。

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