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「政策が中途半端」なのは事実だろう ― 2009年07月27日 21時00分37秒
財源、無責任であいまい=民主マニフェストで麻生首相
7月27日19時52分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000128-jij-pol
……じゃあ、自民はどうなんだ。とか安易な批判が目に見えるのだが。
さて、自民のマニュフェストも、叩かれるべきところは叩かれて当然だと思う。
だが、「民主のマニュフェストのでき」がどうかという事は、「自民のマニュフェストのでき」とは、まったく関係がない。
他人(他党)はどうあれ、「マニュフェスト」に問題があれば、それはどんな党であれ「批判されるべき」だろう。
それを「民主党の政策だから」批判するな、とか「自民党の政策だから」認めない、というのはおかしな話だ。
どの党の政策であれ、それが「国民にとってよい政策」であれば選ばれるべきで、「国民にとって悪い政策」であれば拒否されるべきだ。
本来、選挙は「政策を述べて実行してくれる人」を選ぶのであって、「政策と関係なく」選ぶのは間違っている。
-----
ところが、「民主党の政策」を批判するという事だけで『そんな人は許さない』という人が多くなりつつある。
「とりあえず民主党」の危うさ
ムードはまるで細川政権の誕生前夜
加藤 修平(日経ビジネス記者)、蛯谷 敏(日経ビジネス記者)
日経ビジネスオンライン 時流超流 2009年7月27日(月)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090723/200797/
この人の記事、簡単にいえば、
1・ 今回の民主党ブームは細川政権成立時に似ている
2・ しかし、今の国家状況は細川政権時より酷い
3・ だから、民主党のマニュフェストを読んで、国家状況が良くなるか判断しよう
4・ 民主党の掲げるマニュフェストでは、国家状況が良くなるのは難しそうだ
5・ 『とりあえず自民以外』で、『とりあえず民主党』だから、とブームで選ぶのではなくて、きちんと政策判断をして選ぼうじゃないか。
という事。
さて、この記事、おかしなところがあるだろうか。
「民主党マニュフェストだけを取り上げて論じているのは不公平だ」という意見もあるだろうが、それでもこの記事の考え方、特に5について間違っているといえるだろうか。
「政策で選ぶなんて間違っている。とりあえず民主党を選ぶ事が正しいのだ」というのは、正常な判断だといえるのだろうか。
ところが、実際にコメント欄を読むと、
「とりあえず民主党で何が悪い」という風潮。
どこまでも「政策」を見ないでヒステリックに論じているだけだ。
これは、非常に問題があると思う。
「政治を選ぶ」のでなくて「党を選ぶ」のが国の未来を決める選挙だと言うのだろうか。
「○○党だから」という偏見抜きで「政策」で投票先を決める。
そんな『当たり前の政策選択』を行う国であって欲しい。
7月27日19時52分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000128-jij-pol
……じゃあ、自民はどうなんだ。とか安易な批判が目に見えるのだが。
さて、自民のマニュフェストも、叩かれるべきところは叩かれて当然だと思う。
だが、「民主のマニュフェストのでき」がどうかという事は、「自民のマニュフェストのでき」とは、まったく関係がない。
他人(他党)はどうあれ、「マニュフェスト」に問題があれば、それはどんな党であれ「批判されるべき」だろう。
それを「民主党の政策だから」批判するな、とか「自民党の政策だから」認めない、というのはおかしな話だ。
どの党の政策であれ、それが「国民にとってよい政策」であれば選ばれるべきで、「国民にとって悪い政策」であれば拒否されるべきだ。
本来、選挙は「政策を述べて実行してくれる人」を選ぶのであって、「政策と関係なく」選ぶのは間違っている。
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ところが、「民主党の政策」を批判するという事だけで『そんな人は許さない』という人が多くなりつつある。
「とりあえず民主党」の危うさ
ムードはまるで細川政権の誕生前夜
加藤 修平(日経ビジネス記者)、蛯谷 敏(日経ビジネス記者)
日経ビジネスオンライン 時流超流 2009年7月27日(月)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090723/200797/
この人の記事、簡単にいえば、
1・ 今回の民主党ブームは細川政権成立時に似ている
2・ しかし、今の国家状況は細川政権時より酷い
3・ だから、民主党のマニュフェストを読んで、国家状況が良くなるか判断しよう
4・ 民主党の掲げるマニュフェストでは、国家状況が良くなるのは難しそうだ
5・ 『とりあえず自民以外』で、『とりあえず民主党』だから、とブームで選ぶのではなくて、きちんと政策判断をして選ぼうじゃないか。
という事。
さて、この記事、おかしなところがあるだろうか。
「民主党マニュフェストだけを取り上げて論じているのは不公平だ」という意見もあるだろうが、それでもこの記事の考え方、特に5について間違っているといえるだろうか。
「政策で選ぶなんて間違っている。とりあえず民主党を選ぶ事が正しいのだ」というのは、正常な判断だといえるのだろうか。
ところが、実際にコメント欄を読むと、
「とりあえず民主党で何が悪い」という風潮。
どこまでも「政策」を見ないでヒステリックに論じているだけだ。
これは、非常に問題があると思う。
「政治を選ぶ」のでなくて「党を選ぶ」のが国の未来を決める選挙だと言うのだろうか。
「○○党だから」という偏見抜きで「政策」で投票先を決める。
そんな『当たり前の政策選択』を行う国であって欲しい。
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