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「共産党 志位和夫」と書け!!2009年09月06日 15時47分28秒

白紙投票「憲政の常道に反する」=石破農水相
9月6日14時42分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090906-00000030-jij-pol

 まさに「その通り」だと思う。

 よく「白票を投じ自分達の反対の姿勢を示すのだ!!」という人がいるが、これは大間違い。
 単に「選ばなければいけない責任」をかっこつけて放棄しているだけだ。

 どんなに最悪な二者択一の状況であったとしても、その「最悪な選択」の状況を招いたのは、それまでに活動してこなかった自分達にある。
 だから、その選択の段階になって「白紙・棄権」と逃げ出すのは卑怯で無責任な話でしかない。

 こう書くと「周りがそのような状況にしたのだ」と言う人がいるだろう。
 だが、それは間違いだ。
 それも「自分達が何もせず他人任せにした」結果だ。
 悪い状況になるのを見過ごし、他人任せにした自分達の責任だ。

 それを「自分は悪くない」「選んで悪くなる責任を取りたくない」と逃げる。
 無自覚・無責任にも程があるだろう。

 選挙でよく投票率の悪さが指摘される事がある。
 この時「少なくとも白紙投票をしているので、無投票の人よりも私達は正しい」という人がいる。

 はっきり言ってどちらも「同じ」。
 どちらも「役に立っていない」無駄な行為でしかない。
 むしろ「参加した気になっている」分、白紙投票をした人間の方が本当は問題だろう。

「自分達が考えて投票する」そして「投票した結果は、投票した自分達が責任を負う」

 そんな当たり前の事が通じる世界になって欲しい。

 何度も言うが、白票は無責任の表れでしかない。

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 さて、では自民党はどうしたらいいのか。

 私は思い切って「志位和夫」と投票するのが良いと思う。
 なぜなら「民主党よりもまだ共産党の方がマシ」と明確な意思表示をする事になるからだ。

 これは棄権や白票ではない。

 実際、私自身は「嘘しか言わない・都合よく主張を変える・政治に対する信念がない」民主党よりも、多少間違った路線ではあるが「政治家として信念がある」共産党の方が、国際社会においてもその「立ち位置」は安定すると思っている。
(原則として敵か味方かはっきりする)

 国際・国内社会において、何よりも大切なのは「信頼」だ。

 これは「考え方が正しい・間違っている」という事とは次元が違う。
 「発言と行動・考えていることが一致しているかどうか」という事のみの問題だ。

 ここが非常に問題で、今の民主党では「正しい・間違っている」を論ずる以前に「発言と行動の一致(言行一致)」の信頼が低すぎる。
 また「政治的信念・方針」自体においても、民主党は「なさ過ぎる」。

 民主党は皆に聞いてから考える、状況に応じて考える。と、耳に心地よい言葉を述べてはいるが、その根っこの部分で「基本方針」が存在しない。
 その都度場当たり的に立てた「現状の方針」しか存在しない。

 これでは、どの社会でも通用しないだろう。

 その点、共産党においては「正誤はともかく」、政治理念・基本方針だけは、まずしっかりしている。
 そのため、後で議論する段階においても非常に「論点が明確になりやすい」。

 国際社会においても「どこまで付き合えばいいか」が非常によく判るため、政治的交渉もしやすくなる。

 これが「民主党よりも共産党が優れている」点だ。

 何なのか判らない「民主党」よりも、政党としては優れている「共産党」
 社会において、今、有益なのは「共産党」の方。

 だから、日本という国家の行き先を考えるのであれば、自民党は「内ゲバ」などせずに「志位和夫」と書き、「民主党よりも共産党の方がまだましな政党だ」と宣言することこそが必要だろう。



※ ちなみに「国民が平和で幸せに暮らせる世界」というのが基本方針・政治理念だという人がいるかもしれないが、これは基本方針・政治理念にはなりえません。
 どんな政党であっても「国民が平和に幸せである国家を構築する」事は大前提であって、これを掲げない政党・政治家などありえません。
 本来、「国民が平和で幸せに」暮らすために『どのような国家制度を構築するか』という事、これが個々の政党の政治理念・基本方針です。

 ところが、民主党の一番の問題は、この理念・方針が「国民の声を聞いてから考える」という形でいつも作る事にあります。
 そのため、党としての方針・理念を国民に提示できない。「第一党になってから考えます」「聞いてから考えます」という形になります。
 これではいけない。
 国際・国内社会において「あなたの考えを聞きたい」と言っているのに、「みんなの意見を聞いてから考えます」というのでは対等な存在として相手にされなくなります。

「あなたの意見」を聞いているのに「みんなの意見を聞いてから、そこそこの意見を述べます」というのでは、独立した個としては認められません。
 このような存在には「じゃあ、”あなた”はいらない。全員で決めるので、その後決まった事に従えばいいでしょう」ということになります。

 だからこそ、民主党は問題なのです。

コメント

_ scep ― 2009年09月07日 03時13分39秒

なるほど、その手がありましたか。
今まで連立を組んでいたくらいだから、自民党から総理が出せない状況なら、民主党より共産党の方が総理にふさわしいと主張することはなんらおかしくないですね。

自民党にとっても、党を割るより賢明な選択ですね。

_ TAKE(管理人) ― 2009年09月07日 23時17分28秒

scepさん、コメントありがとうございました。

>自民党にとっても、党を割るより賢明な選択ですね。

 私のホンネとしては、今の自民党を立て直すためであれば「党の分裂」というのも視野にあってもいいと思っています。

 党を割って、「自分の選挙しか考えられない」議員や「幹部の言うことを丸呑みするしかない」議員など、凝り固まった贅肉をそぎ落とす。
 その上で、1年間かけて、精鋭による自民党を再構築する。(来年の参議院選挙あたりまでは民主党も持つだろうから)
 というのが「ベスト」なのですが…。
 まあ、ちょっと難しいかな、と。

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 で、総理指名については、自民から誰か立てばいいのですが、今の状況では難しそう。

 そうすると「最悪な状況下での選択」と言う事になるんですよね。
 「鳩山・志位・棄権」の3択しかない。

 この3択では「志位」が一番まとも、というのが私の視点です。
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 ところで、共産党は、私の中では評価が高い政党です。
 政策が正しいかどうか、ではなくて、政党として「背骨がしっかりしているかどうか」という点で、ですが。
 贅肉ぶとりしている自民党よりも、しっかりしているかもしれません。

 実際、「我々は健全な批判を行う野党である」と明言し続けている姿などを見ても、実は「思想・信念」が一貫していると言う点では、非常に優秀でしょう。

 民主党のように朝令暮改なんて、まずありえない。

「愚直なまでの社会主義・平等主義」
 これが、共産党の本質です。

『好感は持てるし信用できるが、賛同はできない』
 そんな感じの好敵手といった感じです。

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 今後、民主党がいい加減な事をしたら、自民・共産は、野党共闘を図るまでもなく、両党とも独自に容赦なく批判する事になるでしょう。

 それが今は楽しみなところです。

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