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「予断」- 前もって判断すること。予測。2009年10月27日 17時03分11秒

[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ] より引用

八ツ場ダム事業を再検証=中止方針は堅持-国交相
10月27日13時23分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000065-jij-pol

国交相、八ッ場ダム「予断を持たず再検証」
10月27日12時58分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000505-yom-pol

>『中止ありき』で走ると地元が議論のテーブルにつけないというのであれば、
>ダムによらない治水のあり方を予断を持たずに再検証して示したい
>

> 一方で、「『建設中止』を掲げたマニフェスト(政権公約)は堅持する」

 記事より引用

 『建設中止』という結論を「前もって判断」している段階で、「予断を持たない」事がどうやって可能なのか、ちょっと問い詰めたいと思う。

 前原大臣は「日本語が不自由な人」になってしまっているのだろうか。

 どんなに再検証しようとも、まず結論があり「結論にあわせた証拠作り」でしかない再検証では意味が無いだろう。

 前原いじめ、知事が間違っているという人もいるかもしれないが、そもそも検証を示すことなく最初に結論を出したのは前原大臣の方だ。今、ニュースも見ているが、関東地方知事会議での1都5県の知事との会談でも「代替案を示して」から意見を求める事もせず、意見を求めず一方的に決定し「代替案はこれから考えます」などという話では批判が出るのは当たり前。

 これで前原大臣を支持できる方が、おかしいだろう。

-----
 前原大臣を支持するのであれば、「何も決まっていない」事を支持する事に等しい。
 国家でも企業でも「何も決まらない」事を支持するのは、単なる責任放棄であり非常に危険だということを、支持する人々は知るべきだろう。

コメント

_ 道草 ― 2009年10月27日 17時28分17秒

田中角栄元首相は、日本列島改造論により新幹線、高速道路及びダムの建設を始めたが、民主党政権になるまで続いた。
それなりの成果はあったが、政権交代したのだから不必要なダムの建設は中止すればよい。
治水と利水等を考慮して八ッ場ダムが不要かどうかは、関係者でなくデータも持っていないので分らないが。

_ TAKE(管理人) ― 2009年10月27日 17時47分10秒

道草さん、コメントありがとうございます。

>不必要なダムの建設は中止すればよい。
その通りだと思います。

 ですが、そのためには「不必要かどうか」の検証が必要だと考えます。
 ところが、前原大臣は「なぜ不必要なのか」検証結果を明確に提示することなく、「マニュフェストで公言したのだから」中止、という理論で入っています。

 そもそも、きちんとした検証があるのなら「再検証」すら不要でしょう。
 「再検証が必要」と言っている時点で、「まともな検証をしていない」という事を自ら暴露してしまっているのです。

 まず「中止」という結論ありき。
 「不必要と自分達が公言しているから不必要なのだ」

 この予断を持った状態での「再検証」では、『予断を持たず判断する』という言葉と矛盾しているのです。

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