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それでも34票は離れた2011年08月30日 12時26分43秒

鹿野陣営秘密作戦、上着脱げばあの人へのサイン
読売新聞 8月30日(火)9時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110830-00000181-yom-pol

さて、代表選挙から一日たったが、ほとんど誰も指摘しないので指摘していこう。

今回、地元(というか隣の)野田さんが民主党の代表になった。

 人柄としては、報道などで言われている通り、愚直・誠実であるからいいのだが、「国家を導く」能力としてはちょっと微妙。
 一地方の国会議員・首長としては最適な人だと思うのだが。

 まあ、そうはいっても、ちょっと面識のある自分としては、一応喜ばしいこととしておこう。

 だが、今回の代表選挙、一つ気になる事がある。
 それは決選投票の票数だ。
 リアルタイムに見ていたのだが、決選投票の結果を見て愕然とした。


 海江田氏は、初回143票、2回目177票
 なんと2回目に34票も増えたのだ。

 どこから34票も流れたのだろうか。

 前原氏が74票。ここから大量に流れたのだろうか?
 協力体制から言えばあまり考えづらい。というよりここから票が流れたのだとしたら前原陣営は実は大きな問題を抱えていると考えていいだろう。

 そうすると、鹿野52票・馬渕24票 計76票から34票のほとんどが流れた結論になる。
 もし仮に、鹿野陣営の大半が指示に従ったのだとしても、馬渕陣営は24票。まるまる「実は海江田」だとしても、それでも10票足りない。

 結局、最低10票は鹿野氏(または前原氏)の指示に従わなかった人がいる結論になる。

 確かに民主党は自民党と違い、派閥と言っても勝手連的に集まった集団に過ぎないかもしれない。だがそれでも「34票の分裂が発生した」という事実は、民主党の集合離散体質、カリスマ的リーダーが実は不在である事を示していると考えていいだろう。

 この状況で挙党一致体制が作れるかといえば、甚だ怪しいものがあるとしかいえない。

 残念ながら民主党はこの代表選で、いつ爆発するかわからない不発弾を抱えていることを示してしまったのだ。


 報道は声高に鹿野氏のワイシャツ作戦を報道しているが、うがった見方をすれば、この「分裂」の事実から目をそらすために一生懸命力を注いでいるのではないだろうか。

 野田さんは「これでノーサイド」として挙党一致・融和を目指すと言っているが、これによって民主党がノーサイドにならないとよいのだが。

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