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地方を駒扱いして切捨てるのか!!2009年04月13日 23時55分43秒

秋田敗北、小沢氏の責任否定=国民との直接対話進言-民主幹事長
4月13日22時46分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090413-00000171-jij-pol

<秋田県知事選>民主に動揺広がる 自民は自信深める
4月13日22時47分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090413-00000140-mai-pol

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>民主党の鳩山由紀夫幹事長は13日午後、秋田県知事選で県連が支持した候補が敗れたことについて「党本部には推薦、応援の依頼がなかった。代表の責任にはならない」と述べ、小沢一郎代表の責任を否定した。
 鳩山氏はまた、「社民党と連合があちら(当選した候補)につき、民主党の支持者も2つに分かれた」と敗因を分析した。都内で記者団に語った。
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「勝手に県連が暴走した事で私達には責任はございません。
 二つに分かれたのも、県が勝手にやったことなので、党本部で何も指導しませんし、責任は取りません」

 ……馬鹿じゃないのか? 鳩山は。
 ここまで鳥頭だとは思わなかった。

 民主党が独自候補を立てた。もしたとえコレが県連が勝手にやったことだとしても(実際には「独自候補を立てるように」っていうような指示が出ていたと思うが)、何ら制止する事もなくやらせていたのは「党本部」。ならば党本部にも責任があるだろう!!
 なのに、負けたら「それは党本部の責任ではございません。すべて県連が勝手にやったことです」と切り捨てる。
 何があろうと、失敗すれば「その地方の責任」。成功すれば「党本部(民主党全体の勝利)のおかげ」
 地方を「単なる駒」としてしか見ず、上層部としての責任も取らない。
 こんな事をして、今後、他の地方も黙って付いてくるなどと思うのだろうか?

 今、組織としてもっとも大切にしなければいけないのは、自分達のために共に戦ってくれる「兵」、末端の各党員なのに、それを負けた時は容赦なく切り捨て。

 都合のいいときだけ出てきて戦果は自分の物。危なくなると最初に逃げ出す指揮官。
 こんな指揮官の下で、組織が育つわけがない。

 昨日の記事(強引なトップダウンによる弊害)でも書いたが、この発言で完全に「地方」と「小沢タイコ持ち軍団」との間に精神的な溝ができたと言っていいだろう。

 この状況下で上層部を信じて付いてくるような人間はいない。いるとしたら、「自分も利権が貰える」という事で繋がっている人間だけだ。

 民主党は、このままだと完全に空中分解する事になるだろう。

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 今回のような対応、たぶん党本部は、名古屋市長選挙でも同じ事をすると思う。

 勝てば「河村さんは議員自体から党本部でも目をかけていた民主党員。今回の勝利こそ国民が民主党を望んでいる証拠だ」と「民主党の力・民主党の勝利」として、負ければ「河村さんは民主党でも問題児だった。彼の敗北は彼のせいであり、民主党の責任ではない」と逃げを打つ。

 今の状況だと、この形での公式発言が出てくると思う。

 だがおそらく、コレをやったら完全に終わり。今日できた溝どころか完全に地方と党本部が分裂。地方同士でも「利権を求め擦り寄るもの」と「使い捨ては御免」と造反するものに分かれ始める。党内部でも「小沢に擦り寄るもの」「小沢達に使い捨てられる組織にはいられない」と造反するものの真っ二つに分かれるだろう。
 そして、表面には問題が出てこなくても、組織としては「終わる」だろう。

 はっきり言って、今の上層部(小沢とタイコ持ちは鳩山・管)の3人を早めに排除しなければ「政権交代」云々どころではなく、民主党そのものが瓦解する。
 民主党内部から、今回の鳩山発言をはっきり「批判する」人が出てくる事を望みたい。

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