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24時間「運用」とは何か? ― 2011年10月21日 19時33分36秒
羽田国際化1年 「24時間」看板倒れ 成田と一体運用 ハブ化に課題
フジサンケイ ビジネスアイ 10月21日(金)8時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111020-00000012-fsi-bus_all
羽田国際化1年 アジアハブ空港、道遠く 成田との一体化課題
産経新聞 10月21日(金)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00000111-san-bus_all
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「24時間運用する」ということは、単に「24時間離着陸できる」ということではない。
まあ、計画が出たときや去年の開業前に自分のブログでも想定される問題点を書いたのだが、それも含めて羽田は未だに「とりあえず開業してみた」レベルの運用のままのようだ。
お話にならない。
思いつきを垂れ流すのはどうだろう… 「羽田ハブ計画」
http://kusuriyasan.asablo.jp/blog/2009/10/13/4631316
羽田の「ハブ化」は意味がない
http://kusuriyasan.asablo.jp/blog/2010/08/04/5268418
今の羽田空港は「どう運用するか?」という、グランドデザインなしでの思いつき24時間運用が祟ってるとしかいいようが無い状況だ。
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で、この手の話をすると「じゃあ成田は便利なのか」という論にすぐ走る人がいるが、はっきりいって、それは論理のすり替えでしかない。
なぜなら、「羽田の深夜アクセスの不便さ」や「空港内滞在性の悪さ」は成田とは関係ない『羽田独自の問題』でしか無いからだ。
本来、「成田廃止論・棲み分け論」は、「羽田の昼間利用率が増加する」というだけの話であって、「羽田の深夜運用の向上」とはまったく関係のない話だ。
だから、ここで「成田論」を持ち出すのは『筋違い』でしかない。
あくまで問題解決のポイントは「羽田空港」の深夜運用自身にあるのだ。
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単純に言えば、「羽田の24時間運用」をうまくいくためには、「深夜の羽田空港」の価値を向上させる以外、解決方法はない。
そのためには、羽田空港に「深夜でも」アクセスしやすくするか、羽田には(または羽田からは)「通常アクセス」で対応し、「羽田空港に深夜滞在する」人の「深夜空港滞在性能」を向上させるかしかないだろう。
しかしながら、深夜のアクセス面強化については「空港外の交通手段」の問題となるため、簡単に強化することは難しい。
なら、今、打てる手は自然と一つに限られてくる。
それは「昼間・深夜を問わず、24時間『いつでも』空港内で不便を感じない」ようなグランド設備を拡充させることだ。
ところが、誰もこの点を真面目に考える人がいない。
これでは羽田空港の「24時間運用」の利点は殆どいかされないといっていいだろう。
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ちなみに、個人的意見でいえば、最も簡易で効果的なすぐできる手段として、空港内(制限エリア内)にネットカフェ件漫画喫茶を作る事を推奨したい。
はっきり言って2~3時間、簡単に時間を潰せる施設だし、外国人からしても、最初に日本文化としての「知的産業」に触れる事ができる施設になる。
ついでに日本文化やジャパニメーションを紹介するグッズコーナーでも作れば、収益も非常に高く見込めるのではないだろうか。
間違いなく、黒字運営が見込める設備だと思うのだが、どうだろうか?
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最近のテレビの特番もおかしなもので、「昼間の羽田」は異様に宣伝しているが、「深夜の羽田」を報道する番組はほとんど無い。
これで「深夜の羽田空港も便利です」と言い切るのは非常に問題があるのではないだろうか。
少なくとも「深夜の羽田空港」を語るのであれば、「深夜の羽田空港」を映すべきだと思う。
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実際、今日の夕方のニュースでも羽田を取り上げる時に、品川プリンスのディナーや附属水族館?のアシカショーを映していたが、これは「深夜に離着陸する」客に関係のないサービスだ。
羽田空港を「国際・国内線運用」することと「24時間」運用することはどこまでも異なる視点で考える必要がある事を理解して考えるべきだろう。
フジサンケイ ビジネスアイ 10月21日(金)8時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111020-00000012-fsi-bus_all
羽田国際化1年 アジアハブ空港、道遠く 成田との一体化課題
産経新聞 10月21日(金)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00000111-san-bus_all
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「24時間運用する」ということは、単に「24時間離着陸できる」ということではない。
まあ、計画が出たときや去年の開業前に自分のブログでも想定される問題点を書いたのだが、それも含めて羽田は未だに「とりあえず開業してみた」レベルの運用のままのようだ。
お話にならない。
思いつきを垂れ流すのはどうだろう… 「羽田ハブ計画」
http://kusuriyasan.asablo.jp/blog/2009/10/13/4631316
羽田の「ハブ化」は意味がない
http://kusuriyasan.asablo.jp/blog/2010/08/04/5268418
今の羽田空港は「どう運用するか?」という、グランドデザインなしでの思いつき24時間運用が祟ってるとしかいいようが無い状況だ。
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で、この手の話をすると「じゃあ成田は便利なのか」という論にすぐ走る人がいるが、はっきりいって、それは論理のすり替えでしかない。
なぜなら、「羽田の深夜アクセスの不便さ」や「空港内滞在性の悪さ」は成田とは関係ない『羽田独自の問題』でしか無いからだ。
本来、「成田廃止論・棲み分け論」は、「羽田の昼間利用率が増加する」というだけの話であって、「羽田の深夜運用の向上」とはまったく関係のない話だ。
だから、ここで「成田論」を持ち出すのは『筋違い』でしかない。
あくまで問題解決のポイントは「羽田空港」の深夜運用自身にあるのだ。
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単純に言えば、「羽田の24時間運用」をうまくいくためには、「深夜の羽田空港」の価値を向上させる以外、解決方法はない。
そのためには、羽田空港に「深夜でも」アクセスしやすくするか、羽田には(または羽田からは)「通常アクセス」で対応し、「羽田空港に深夜滞在する」人の「深夜空港滞在性能」を向上させるかしかないだろう。
しかしながら、深夜のアクセス面強化については「空港外の交通手段」の問題となるため、簡単に強化することは難しい。
なら、今、打てる手は自然と一つに限られてくる。
それは「昼間・深夜を問わず、24時間『いつでも』空港内で不便を感じない」ようなグランド設備を拡充させることだ。
ところが、誰もこの点を真面目に考える人がいない。
これでは羽田空港の「24時間運用」の利点は殆どいかされないといっていいだろう。
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ちなみに、個人的意見でいえば、最も簡易で効果的なすぐできる手段として、空港内(制限エリア内)にネットカフェ件漫画喫茶を作る事を推奨したい。
はっきり言って2~3時間、簡単に時間を潰せる施設だし、外国人からしても、最初に日本文化としての「知的産業」に触れる事ができる施設になる。
ついでに日本文化やジャパニメーションを紹介するグッズコーナーでも作れば、収益も非常に高く見込めるのではないだろうか。
間違いなく、黒字運営が見込める設備だと思うのだが、どうだろうか?
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最近のテレビの特番もおかしなもので、「昼間の羽田」は異様に宣伝しているが、「深夜の羽田」を報道する番組はほとんど無い。
これで「深夜の羽田空港も便利です」と言い切るのは非常に問題があるのではないだろうか。
少なくとも「深夜の羽田空港」を語るのであれば、「深夜の羽田空港」を映すべきだと思う。
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実際、今日の夕方のニュースでも羽田を取り上げる時に、品川プリンスのディナーや附属水族館?のアシカショーを映していたが、これは「深夜に離着陸する」客に関係のないサービスだ。
羽田空港を「国際・国内線運用」することと「24時間」運用することはどこまでも異なる視点で考える必要がある事を理解して考えるべきだろう。
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